あらすじ
はっぴいえんどのギタリスト、鈴木茂初の自伝。
日本を代表するギタリストでスライド・ギターの第一人者、鈴木茂の自伝。ベンチャーズに憧れてギターを弾き始め、はっぴいえんどでプロ・デビュー。以後、キャラメル・ママ~ティン・パン・アレーで多くのアーティストをサポート、ソロ活動では永遠の名盤『BAND WAGON』を産み落とし、セッション・ミュージシャンとしても数々のレコードに名演を残している。半ば伝説化された存在で、若い世代からのリスペクトも年々高まっている鈴木の幼少期からの音楽体験やはっぴいえんど秘話、そして現在に至るまでの半生を掘り下げた初のドキュメント。
【CONTENTS】
■少年時代
■ベンチャーズがやってきた!
■アマチュア・バンド時代
■伝説のバンドはっぴいえんど誕生
■ゆでめん
■風街ろまん
■解散への序章
■ラスト・アルバム
■ティン・パン・アレー
■BAND WAGONとLAレコーディング
■ハックルバック
■スタジオ・ミュージシャンとして
■あの日のこと
■現在
■使用ギター・グラフ
■フォト・アーカイブ
■ディスコグラフィ
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
日本有数のギタリスト、鈴木茂の自伝。インタビューを自伝風にまとめたものだが、読みやすい。先日SHOGUNの芳野藤丸の自伝も読んだが、鈴木の方は使用機材や音の作り方等が詳しく描かれていて、中高年のアマチュアギタリストにはこちらの方が参考になると思った。あと、芳野の方では「別荘に行っていた」との記述しかなかったが、鈴木の方はクスリで捕まったことも簡単にではあるが触れられていて好感が持てた。あと、昔と今の写真を比べると、鈴木茂は今の方が断然かっこいいと感じた。ちなみに鈴木の「ソバカスのある少女」は超名曲、それから「砂の女」は長いことシュガーベイブの曲だと思っていたが、実は鈴木の曲だったことが割と最近まで知らなかった。