【感想・ネタバレ】ヘタな人生論より枕草子のレビュー

荻野文子

『枕草子』＝「インテリ女性のお気楽エッセイ」だが、陰謀渦巻く宮廷で、主を守り自分の節を曲げずに生きぬくことは簡単ではなかった。厳しい現実の中、清少納言が残した「美意識」に生き方の極意を学ぶ。

[ブクログ · ★★★★☆]

前作の徒然草より面白かったかも。
表紙にわざわざ書いてある「美しい生き方ができる大人になるためにー」というこれまた安っぽいコピーで、手に取るのやめたという人も多いのかも。残念です。