【感想・ネタバレ】「第六感」で決めると、すべてに迷わなくなる!のレビュー

あらすじ

人生には、さまざまな出来事がつきものです。
決して嬉しいことばかりは起きませんよね。
心が折れてしまいそうなことだって、たくさんあります。
そのつど笑ったり、泣いたり、怒ったりと、
心はいつも揺れっぱなしで大忙し。

沖縄を拠点に活躍する普天間直弘さんは、
「第六感」をつかいこなす名人。
全国各地を飛び回りながら、
いつも「中庸=ニュートラル」な
自分でいられることの大切さを伝えています。

ふだんから誰もが無意識で使っている「第六感」を、
自分の意志でつかいこなすことができたら……。
いつも揺れていた心も穏やかになって、
こんな人になれると普天間さんは言っています。

「笑顔になれる」
「悩まなくなる」
「執着しなくなる」
「決断が早くなる」
「争わなくなる」

あなたの中に潜んでいる「第六感」が
実践的に磨ける方法や考え方を盛り込んだ
待望の1冊がついに完成しました!


【構成】
・(口絵マンガ)みんな「第六感」をつかっている
・感覚を磨くために必要な4つのこと
・はじめに 見えない、聞えない、ただわかるだけ
・第1章 「第六感」をつかいこなすコツ
・第2章 感性を磨く7つのワーク
・第3章 「五感」をつかえば人生はもっとキラキラする
・第4章 「第六感」は五感の先にある感覚
・第5章 毎日がマジカルツアー ベストセラー作家が実践する「第六感」のつかい方
ひすいこたろう VS 普天間直弘 対談
・さいごに

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

友人の話を聴き、5年近く前から私は情報断食をやっている。「テレビはみない」「新聞は読まない」「ネットなどのニュースは読まない」というように外からの情報を遮断している。
世界情勢がどうだ、経済がどうだなど社会人として情報を知らないと困ることもあるかも知れないと少し覚悟を決めて始めたが、全く困らない。
結局、自分にとって必要な情報はちゃんと入ってくるものだと思った。

今の世は情報に溢れている。情報リテラシーなんて言葉もあるが、それだけたくさんの情報を自分自身で編集し、アウトプット出来れば良いが、なかなか難しいだろう。

頭の中がパンパンだと感覚も鈍くなる。
直感や第六感というと何か特別なもののように錯覚してしまうかも知れないが、本来はすべての人が持っているものなのだ。そして頭で考えるより、その自分の第六感に従う方が上手くいったりする。

そのヒントがこの一冊に詰まっている。

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2018年07月06日

Posted by ブクログ

・五感=今を生きるため、第六感=今を楽しく生きるため。起きることを「中庸」で受け止めるので、迷いがなくなる。

・五感の先にある第六感とは、外からの情報たけではなく、自分の中からわいてくる"確信"のような感覚。何かと何かを比べたり、裁いたり、優劣をつけたりするものではなく、あくまでも自分の中から自然とわきあがってくる鋭くて純粋な感覚。今を楽しく生きるためにある第六感を研ぎ澄ますことで、自分自身の軸ができてぶれなくなり、決断が早くなり、進みたい方向が明確になっていったりする。

・第六感に気づいて活かしていくと、笑顔になり、悩まなくなり、執着しなくなり、決断が早くなり、争わなくなる。今を楽しく生きるとは、より自分らしく在ることを意味する。

・第六感だけが発達している人はいない。まずは五感=感受性を磨くことが大切。

・感覚を磨くために4つの必要なこと
①できるだけ積極的に意識すること。意識を向けないところに感覚は生まれない。
②できる限り丁寧にすること。
③決断すること。
④とぎ澄ますこと。

・1日平均70回=25000回/年選択している。そのうちきちんと意識して選ぶのはおおよそ5〜6回、ほとんどは経験からくる無意識の領域を基準に選択してしまっている。ところが、もし"Feel"で選択した感情に気づくようになれば、その感情を受け止めるだけで、自分はもちろん、わいてきた感情の対象(相手)が許せたり、その感情を手放せたりすることもできるようになる。さらにその出来事を瞬時に"Think”へ移行させることができれば5〜6回しかできなかった意識的な選択が10〜20にもなることもある。つまり、心の奥底にある「潜在意識」に気づいて「顕在意識」へとのぼらせることができれば、人生の選択も増えて、より自分が思った通りの人生へと歩みを加速させることができる。こうやって「喜怒哀楽」という感情をコントロールすることによって、より本来の自分自身へと立ち返るための幅が広がることになる。

・第六感をうまくつかいこなすためには、本質にある素直さ、つまり「本来の私自身=中庸の心」が必要。中庸とは、考え方や行動などが偏らず、真ん中にあること。ざわざわと揺れ動かず、どしっと真ん中の「本来の私自身」であるとき、心は中庸の状態となって第六感も働きやすくなる。「直感が働く」「ワクワク」「ウキウキ」「素直になる」「楽になる」など、自分らしいということこそ中庸の状態。逆に中庸からずれているときは感情的になり、思考(think)が働き、判断(judge)する。頭で考えた思考、判断ではなく、正確な感覚(feel)や選択(choice)で生きているのか、いないのかがわかるようになってくる。

・問いかけは常に曖昧にはしないこと。曖昧な問いには曖昧な答えしか生まれない。意図した行動から生まれるのが第六感。「第六感が働く」とは、常に自分らしくいられることを判断ではなく、直感で選択していくこと。よそから入ってきた情報や人の意見に左右されない、自分で決めたことは信じる、迷ってぐだぐだにならない。第六感をつかえるようになると、自分が必要なものは自分できちんと選べるようになっていく。もう迷うこともない。

・中庸の意識をもち、まずは受け止める覚悟、受け止めた後には柔軟に動けるしなやかな心をもつことが大切。覚悟を深めていくとそれはかけ算となって「質」を高めることにつながる。

・五感は今を生きるためのもの。五感が鋭くなってくると、一瞬一瞬、密度の濃い時間が体験できるようになってくる。時間の密度が濃くなると、自分が感じる幅も広くなり、見える世界が変わる。五感が鋭くなると、
記憶力アップする、思考がクリアになる、直感で物事が判断できる、いろいろな「気」がわかる、感情を素直に受け止められる、自分のからだを大切にできる、からだの細胞が喜ぶのがわかる、第六感の鋭さを実感できる。

・知っていることとわかっていることは違う。着ている"鎧"を10枚くらい脱いだほうがいい。

・アイデアとは、必ずしも頭で考える状態から生まれるものではなく、五感の先の感覚や感性から自然と湧き上がってくるもの、無理をしたからといってアイデアはひねり出せないby モーツァルト

・良い考えの生まれやすい状況は①馬上、②枕上、③厠上 by 欧陽脩

・人が成功する条件とは、仕事+遊び+沈黙 である by アインシュタイン

・お金や目に見えるものが全てという価値観が蔓延し、直感より合理性が重んじる風潮がある。人間は他の生物と同様であるという謙虚さをもつこと、心の目をもつこと、第六感(直感)を目覚めさせることも大切 by 松下幸之助

・「ひらめき」とは顕在意識(意識)の中に蓄積された情報や体験によって分析された、積み重ねの知的な推論から生み出され、「見える」領域」から起こる。ところが「直感」とは潜在意識の中で高速に計算が行われた結果出てくる答え。直感的にアイデアが浮かんだとき、それが「ひらめき」か「直感」なのかを見分けるコツはその理由が「何とな〜く、そう感じるから・・・」のときは直感から得られたアイデア。

・考えるな、感じろ(Don't think Feel!)ブルースリーが言った「先」とは、「現実を見ながらも、意識はその先に向けろ」ということ、つまり、幅広く意識することを心がけろということ。ふだんから「感じること」に意識を向けていなければ感覚は働かない。意識そのものを「目的意識」に変えながら実践していかなければ到達できないもの。

・自分を信じる=自信 とは、自分を信じて行なう経験の繰り返しや、蓄える知識の豊富さがあってこそ、初めてほんとうの「自信」へとつながるもの。つまり、常日頃からの訓練が必要。考える(think)のではなく、感じる(feel)ことの究極は、五感を研ぎ澄ませた先に生じてくる第六感=直感の世界へとつながっていく。

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2017年03月09日

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