【感想・ネタバレ】マイホームのお金のレビュー

あらすじ

本書では「最も得するマイホーム購入の方法」をお教えします。
特に住宅ローンの組み方と頭金の問題は、住宅取得コストを削減する上で避けて通れません。いくら低金利でも、住宅ローンを3000万円、金利2%、35年で借りると、1000万円を超える利息をもっていかれます。こうした利息をいかに軽減できるかがライフプランに絶大な影響を与えます。
さらに、借り換えや繰り上げ返済を利用した上手な住宅ローンの返済法、住宅価格をコストカットする方法など、住宅のプロだからこそ明かせるノウハウを紹介し、ライフプラン・アドバイザーという立場から「人生を黒字化する方法」もお伝えします。
生涯に必要となるお金を明確にし、住宅資金にいくらまでなら使えるのかを明確にする。
ほしい物件にお金が足りないのであれば、お金を上手に節約して家計のムダを省いていく。
「貯める&節約する」のダブルで、賢くお金を貯める方法を実践していきましょう。

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Posted by ブクログ

人生で大きな一つの支出であるマイホーム。買い方一つ間違えると数百万円もの差がでることを認識させられた。何にどれくらいお金がかかるのか詳しく書かれていて、ある程度のイメージができた(諸費用で5%以上かかるとはびっくり)。

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2018年10月21日

Posted by ブクログ

大学を卒業後、大手住宅メーカーの営業所長や事業部長を歴任し、40歳で独立後は、住宅の商品企画やコンサルティングをする、マイホーム推進派の著者が書いたマイホームとお金に関する一冊。

人間らしい生活に必要とされる三大要素(衣食住)のひとつともされる『家』。
よく持ち家派と賃貸派、持ち家派の中でも戸建て派とマンション派、新築派と中古リフォーム派とそれぞれの生活スタイルや考え方によって激論を繰り返しているが、何が得なのか、という点だけでは決して解決できないと思う。

『家』を新築するにしても、古家を購入してリフォームするにしても、賃貸住宅に住み続けるにしても、人生の中で一番の出費と言っても過言ではない。

そのなかでも、マイホームを購入する際に多くの人が利用する「住宅ローン」の選び方、借り方、返し方について、頭金の貯め方や生命保険の選び方について書かれていて、これまでのお金の知識やライフプランから、すでに知っていたこともあれば、なるほど!と納得できたこと、詳しく考えたこともなかったようなことを知ることができた。

本書を手に取る多くの人は、マイホームを建てようと決めた人か、建てるか賃貸か迷い中とは言え、建てる側に傾いているような人だと思う。また、著者もマイホーム推進派であることから、マイホームを建てようと決めた人にとっては、学びの多い一冊だと思った。

人によっては、お金を生み出さず出費ばかりがかさむローンまみれのマイホームは負債だとか、定住すると近隣に犯罪や災害、住環境の悪化があったとしても簡単に引っ越すことができないデメリット、多額のローンを背負うことから人生の自由度を失ってしまうとか、自分の生活スタイルやそのときの利便性に合った家に住めるとか、防犯に関する危険性、引っ越す度に最新の設備がそろった新しい部屋に住むことができる等など、賃貸派の主張する意見も痛いほどよくわかる。

それを十分に知ったうえでも、自分の場合には、家族との生活を自分の理想に近づけるために、今、新築の家を建てようと考えた。
そして、建てると決めたからには、いろんな側面からの意見や知識、住宅ローンについて、控除について、家の設備について詳しくなって、よくいう「後悔しない家づくり」をしようと思う。

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2016年05月08日

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