あらすじ
江戸川沿いの市川橋架橋下の土手の道路で、男性の刺殺死体が発見された。捜査線上に浮かび上がった少年と少女は事件に関与しているのか? 警視庁鑑識課の松原唯(ゆい)警部は、捜査一課強行犯係の権堂警部と新任の村上とともに、現場に遺された不可解な痕跡から、真相を追っていく。過去を抱えた女と男たちが、警察組織内の軋轢と戦いながら、事件の裏に潜む闇を切り拓いていく。[解説:福井健太]
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Posted by ブクログ
北林優『ミッドナイトブルー 警視庁鑑識課』徳間文庫。
シリーズ第2弾。第3弾まで刊行されているシリーズなのだが、何故か第2弾から読み始める。警視庁鑑識課の女性鑑識官・松原唯が活躍する警察小説である。複雑なプロットを表現するだけの筆力が無いためか、余りに唐突な描写と馴染みの無い言葉の使い回しが目に付いてしまう。事件を描きたかったのか、警察組織を描きたかったのか、それとも松原唯の出生に纏わる過去を描きたかったのか…
江戸川沿いの河川敷で見付かった男性の刺殺事件を担当することになった警視庁第一現場鑑識係第六班の松原唯は警察内部の軋轢と戦いながら、警視庁捜査課強行犯捜査六係の権堂、新任の村上とともに現場に遺された遺留品から事件に潜む闇を暴いていくが…