【感想・ネタバレ】シンクロニシティのレビュー

あらすじ

富士の樹海で出会った自殺志願の大学生コウイチと、十二歳の少女・瑠璃。
歳の差を超えて惹かれ合う二人は、安らかで甘い時を過ごすが、突然コウイチが姿を消してしまう。
七年後、風俗で働く瑠璃の前にコウイチと同じ刺青の男が現れ……。
愛を失い、灰色の世界で生きる瑠璃は、もう一度誰かを信じることができるのか?

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Posted by ブクログ

実は卒論の題材のひとつに挙げた亜美小説。不完全ながらも解離としか云いようが無い主人公の状態が大変興味深い。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

作中にも出てくるけれど、
この小説を読んでるとCoccoの『樹海の糸』が流れるんだ。

誰にでも忘れられない場所がある。
永遠が住んでる場所。

大人になるとゅうコトは、
選びとった選択に責任を持つコトなのかもしれないって思う。
そして大人になるにつれて感じる切なさは、
きっと選ばずに通り過ぎた選択への哀感。

0
2009年10月04日

Posted by ブクログ

 物語は。
 富士の樹海で出会った自殺志願の大学生コウイチと、十二歳だった少女瑠璃の話。
 年の差を越えて惹かれあった二人だったけど、ある日突然、コウイチは瑠璃の前から姿を消してしまう。

 という、お話。
 うん。そんで、また……再会して……って感じなんだけど。
 何かね、物語はちょっと突飛な感じがするんだけど……この人書いてることは案外普通なんだよね。
「人を信じて傷付けられるのが怖い」
「傷つけられるぐらいだったら、そんな人間愛さなきゃいい」
 どこの誰でも抱えている感情。
 怖さ。
 恐怖。
 でも。
 きっと、普通はそれでも誰かを愛さずにはいられないんだよ。

 羨ましいな……(苦笑)

0
2012年09月20日

Posted by ブクログ

一応最後まで読んだけどね、もうちょっと一つ一つのエピソードが丁寧に描かれていてもいいんじゃないかしら?

0
2009年10月04日

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