あらすじ
「日本、ヤバイんじゃね? そう思った時に、何ができるかと考えたら、漫画で周知だった。
日本が好きで、ちっぽけなイチ日本人として何かしたくて、漫画を描いている。
これからも書いていくだろう」(本文より)
--2015年5月15日、富田安紀子が世に送り出した漫画『日之丸街宣女子』は発売前から大きな話題となり、
ベストセラーへの階段を一気に駆け上がる。
しかしその裏では、著書とその周辺への過剰なまでの“弾圧”が行われていた!
……それでも「日本が好きでなぜ悪い?」。
初の新書で著者が当たり前のことを当たり前に綴る!!
第1章…『日之丸街宣女子』にまつわるエトセトラ
第2章…『日之丸街宣女子』発売日周辺一カ月記
第3章…漫画家という職業
第4章…私と「新保守」のヒストリー
第5章…私が漫画家としてできること
第6章…拝啓、『日之丸街宣女子』から思いを込めて
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Posted by ブクログ
70,80年代に左翼カルチャーの担い手であった出版社(青林堂、ワニブックス(KKベストセラーズ前身))が、昨今では右翼カルチャーを推しているのがおもしろい。
私は、当初、作者が女性を名乗っている男性だとばかり思っていた。
(ご自分でも認めておられる、男性作家のような硬い画風などから)
その誤解が解けたのが、大きい。
しかし、直接ではないものの、在特会と同路線を示唆しており、完全には受け入れられないところ。
あくまで、マンガ発表での活動を今後も見てみたい、
今後の顔出しでの活動はあんまりしないでほしいな。
だから、新書を出す暇があったら、マンガ新作に注力してほしいと思う。
まあ、本書は、街宣女子2のPRの位置づけなのでしょうが。