【感想・ネタバレ】MADE IN HEAVEN Kazemichiのレビュー

あらすじ

皮膚はシリコンゴム、骨はチタン合金、目はCCDカメラ……。
十五歳の時、大事故に遭った姫島風道は、身体の大部分を人工物に取り替えられた。
五感も欲望も失った自分は人間なのか?恋人ジュリにも言えない秘密を抱えた風道には、人工心臓の寿命が尽きるまでにやらなければならないことがあった。

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Posted by ブクログ

カゼミチ視点。物語の核心が描かれてるので、Juri編を先に読んでからだと徐々に真相が分かってきて非常に面白い。SFチックなのに妙にリアルに感じるのは、感情移入してしまっているからなのか…桜井亜美作品でも逸材。

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2010年12月28日

Posted by ブクログ

JULIの方を先に読んだからなあ。
女の子はだいたいそうするよね。
どっちもを先に読む、読むということはひとりの人生の中では出来ないから、そこはちょっと勿体なかったかナ。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

2人の視点から書かれているお話のカゼミチ視点から。
彼についてはただただ、ジュリと同じように魅かれ涙しました。

本当に素敵すぎる

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

風道の人生はとてもつらく切ないもののように思えけど、風道は樹里にあえて幸せになれたと思う。風道と樹里が出会えてよかった。私もこの本と出合えてよかったです。

−僕を忘れて。ぼくを覚えていて。−

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

主人公の視点が男女に分かれてるうちの男性版。

最後、すごく泣きました。
大切な人を守るための選択、
そして大切な人への愛を貫く強く儚い姿に。

ただ、君に出会えてほんとによかったと思っただけ。
風道が樹里に出会えて本当によかったって思う。

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2009年10月04日

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交通事故を起こし、手術により全く違う人間になって生きる事に…。そんな中で見つけた純愛。むっちゃ切ない。Juri編も別冊であり。コミックも二冊とも買いました。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

最初は表紙が気に入って買ったんだけど読んでみるとおもしろかった。結構、ミステリーな感じも含まれててあたしは大好きな1冊。

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2009年10月04日

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こっちは同タイトルの男性編。
Juri編では真相が曖昧な想像でしかワカラナイので、こっちを先に読むといいかと思いマス。
彼の思いが伝わってきて、切ない。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

KazemichiとJuriの切なくて痛々しい恋愛。Kazemichiが隠し続けるある秘密とは──。

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2009年10月04日

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MADE IN HEAVENは二冊構成。kazemichi視点です。アタシはこっちのが好きです。風道になりたい。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

Kazemichi→Juri→Juri→Kazemichiの順番で二度目を読みました

やっぱりJuriの方がすき
Kazemichiでは全体を通してジュリへの想いが描かれているのに、
浮気なんてしないでほしかった
ましてJuriを読めばジュリの一途さや、
どれだけカゼミチのことを想っているかがわかるから、
kazemichiでのカゼミチの裏切りはほんとに悲しい

それにしても…
どうしても読んでいる間、頭の中に浮かぶカゼミチの姿は小林俊になる

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2010年06月02日

Posted by ブクログ

SFってあんまり好んで読まないけど、これはおもしろかったです。初めて読んだときは神話みたいな言い回しが、新鮮でした。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

 事故で亡くなってしまった少年が、体の大部分を機械に入れ替えられ、「再生」されてしまう……という、設定だけ見れば、ちょっぴりSFチックな話(苦笑)
 でも、中身はちっともSFっぽくはなくて、ものすごくヒューマンドラマ。
 体の中身はほとんど機械だけど……きっと、風道は誰よりも人間っぽい気がします。

 好きな恋人との別れを惜しんで……。
 妹とを大事にしてて……。

 きっと誰よりも人間っぽい。
 風道の両親よりも誰よりも。

 でも……風道の両親も誰も彼も、あれもあれで人間だからこその、弱さなのかしら……?
 よくわからない。
 ただ、これだけは言えるのはきっと。

 どこもかしこも機械だらけの風道だったけれど……。
 彼は確かに人間だった……ということ。

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2014年02月06日

Posted by ブクログ

juri編とセットだけれども、こちらの方が一種SFっぽくて読みやすかった。
ぽいだけでアラはいろいろあるけれど。

どちらも子供時代がキーポイントなんだろうなぁ。
若い思考を書くのはうまいんだろうと思った。
続けて数冊読むとちょっと若さ酔いをおこす作家さんかもしれん。

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2011年06月22日

Posted by ブクログ

人をすきになることは
こんなにも人を強くするのだろうか。
ラストは切なすぎて、泣ける。
私もこんなふうに愛されたい。愛したいっておもった。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

涙なしでは読めない、亜美の傑作。
どうしても、自分がJURIに、好きな人をKAZEMICHIにシンクロさせてしまう。
読み進めるのは、痛みを伴うけど、読み終わった後に自分の心の中に何かあたたかいものが生まれてる気がする。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

桜井亜美の本は全部読んだけど
中でも切ない1冊。
二人の主人公の男の視線からみたストーリー。
女の視線からみた同じストーリーもあります。

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2009年10月04日

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嘘をついてまで人を愛してもいいのか─ 自分と葛藤しながらも一途にJuriを愛したKazemichiの物語。 Juriを読んでからこっちを読もう。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

少年は事故で一度死んだ。そして一部残った肉体を元にサイボーグとして再生サイボーグとしてでもSFの世界のヒーローとしてでなく、日常を普通人として生きる一人に人間として。でも、その裏には母親の壊れた精神が関わっていた。肉体がマシンとなっても人間として一人の青年として一人の女に恋をする。全体の文体を色で表現したカラーの万華鏡のように物語は流れて行く。女性の作家らしい細やかな表現に引かれる。「カラーの世界」

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2009年10月04日

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