あらすじ
山奥の廃墟「シティ」で、独自の規則と秩序のもと共同生活を送る子供達。
彼らのリーダー・アヤは、誰かを愛したいという欲求を持て余している女の子。
ある日、危険な思想に侵されていると疑われた「シティ」の住人は、警察に連行される。
そこでアヤは、脱洗脳士・鹿城と恋に落ちる……。
愛と性のアンバランスな関係を描く、傑作恋愛小説。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
「シティ」に暮らす子供の話。ただ、この廃墟に暮らす子供達を「子供」と呼んでいいのだろうか。心は大人だけど、やっぱり本心は子供なアンバランスな精神と性。こんな世界が本当にあったら?
Posted by ブクログ
謎の多い桜井さん。自分はそんな彼女に引き寄せられたひとりです。彼女の感性・世界観と理系・詩的な表現がとても気に入っています。『シティ』に暮らす子供のお話。人によっては嫌悪感を抱くかも…。
Posted by ブクログ
大切なことは自分の気持ちに忠実なこと。人の顔をうかがうところじゃない。尊敬する人がいて、ただ自分たちのルールにそって生きてきた。なんで人は人を型にはめたがるんだろう?愛を知ったから、それに手が届かないことが苦しくて。それでも手に入れたから、生きていける。