【感想・ネタバレ】alonesのレビュー

あらすじ

勉強ができることをアイデンティティにしてきた優等生・紫堂泉。
東大受験を控えている彼女は、初めて心から愛した人に失恋し、勉強が手につかない。
そんな時、クラスメートが自殺して、平穏な教室に大きなざわめきが生まれる……。
逃れられない孤独を胸に、迷い、傷つき、傷つける。
切なくもいとおしい時間を瑞々しく描いたラブストーリー。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

日記形式で綴られてくスト−リ−。

誰かを信じるのってすごく勇気が必要。
優等生の彼女はきっと自然に危険な道を避けて歩いてたんだよネ。
そんな彼女が最後真っ直ぐに想いをぶつけた時、
傷付くコトを恐れずに踏み出す強さを貰った気がしました。

たくさんの感情が詰まった、
とても素敵な日記だと思います。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

大好きだった元彼が忘れられないボロボロの心の主人公。その主人公の汚い感情と自己嫌悪に陥る気持ちが痛いくらいにわかる。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

謎の多い桜井さん。自分はそんな彼女に引き寄せられたひとりです。彼女の感性・世界観と理系・詩的な表現がとても気に入っています。日記形式で綴られてるお話。人によっては嫌悪感を抱くかも…。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

今読むと「あー、若かった」って思っちゃうのが何かさみしい。

でも今でもしっかりおぼえている。
人を無条件に信じるための強さを教えてくれたのは
まぎれもなくこの本に出てきた男の子です。
そういう意味で、やっぱり特別な本。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

横文字の使い方がなんか今ひとつ鼻につくのだけど…(^^;)

でも話の内容は良かった。
二人は始まったところで物語が終わってしまったからどんな風になっていくのか知りたいですね。

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2013年01月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

 この人の話は、基本的には愛に飢えた若者が。
「愛が欲しい」と願いながら、でも、うまく愛を手に入れられなくて、それでもジタバタと描く話……だと、思ってるんですが。
 前に読んだ、何かの話の時にさぁ。
 後ろに解説がついてて。
 それをたまたま読んだら。

 この人の小説の主人公のことを「境界性人格障害」と書いてあって。
 一気に、テンションがだだ下がりしたのを覚えている。

 あーあーあーあーあーあー!
 そのラベルは、できれば僕が読む物には貼らないでほしかったなー……と、思うんですよ。
 その言葉が付くと僕は全力で、そのものから逃げ出します(真顔)。

 だってさー、家に一匹いるんだもん。
 一匹いたら大変よ?
 それがどれだけ迷惑だか、身につまされてるので、その一匹以上を抱え込む余裕なんて、まったくもってないから。
 その言葉を見た瞬間に、反射の領域で僕は、全力で遠ざかります。

 まぁ、うちにいるのは、自覚がない分、余計に性質が悪いんですけどね!
(おまけに、自分が正常だと思ってやがるし、その考えを改めるつもりもない)



 そんな愚痴っぽいことはさておき、本の感想を……。

 そのラベルが付いたからこそ、「あぁ、こういうところは人格ですね……」とか、特徴を分析しながら読んでしまったので、ちょっとだけ、引き気味に本を読んでしまったのが残念この上ないんですが。

 でも、そういう面では、この主人公はまだましだよね。
 相手にそんな自分を押し付けないようにあがいてる。
 最初のリュウヘイとの関係がそうだった。

 普通、このまま自分を押し付けて、相手を振り回して……っていうのが、人格障害のパターンなんですが。
 ちゃんと、どうしてなのか? っていうのを考えて行動してたから、そういう意味では好感度は高かったかなー……。

 にしても、彼女の勉強しか自分を誇示するものがなかった、とかすごく身に覚えがある感情すぎて、痛いなーって思います。
 本当、その通りなんだよね。
 まぁ、あんまりそこに、一点集中し過ぎると、今度は回りから浮くんだ。

 で、最後に彼女は一つの選択をするんですが。
 選択をしたところで、物語は終わります。
 それが彼女にとってよかったのか、悪かったのか、はわからない。

 でも、その後に解説がついててさ。
 また、その解説が奮ってるんですよ。
「このままハッピーエンドになんてなるはずがない」って断言してくれちゃって、僕、(´○`; ポカーン(笑)
 話の余韻も何もあったもんじゃないよ……。一気にぶち壊された気分がしました。

 いや、まぁ、「そんな優しい世界に彼女は生きてる訳じゃない」って書いてあったんだから、そりゃそうですけどね、って同意はしますけど。
 でも、物語の中くらい夢見ることを許してほしい……(切実)

 これ、読んで読もうかな、って思う人は、いけすかない解説なんて、読まない……というか、随分経ってから読むことをオススメします。
 もうちょっと物語の余韻って物を大事にしてほしかったなー……。

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2011年12月16日

Posted by ブクログ

東大を目指していた高校生の泉は、失恋したことから勉強に手がつかない。自殺した嫌われ者の菊地、菊地からラブレターを送られた久実、男同士で付き合う貴洋とカイ。・・・痛みとか切なさとか描かれているけど、、、作者の作品は言葉の装飾が多すぎて、ちょっと読みづらい。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

きっとみんな仮面をかぶって生活してる。そしてそれが失恋したせいで氷の仮面がとれそうになってる。どうにかもがいても友達を傷つけてしまった・・・新たに失くしたくない人を見つけたけど・・・って話。素直に好きだって、あたし弱いよって・・・いえない一生懸命な人に読んで欲しい。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

桜井亜美の小説は、悲しい結末が多い中、これはスタートラインに立ったところで終わっている。
私も会いたい、あの風に会いに行きたい。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

最近読まなくなったけど、実は桜井亜美が好きです。ありがちだけど、だからこそ、痛いところをえぐられる。この表紙が好きで油絵で描いたことがあります。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

あなたに。あげる。まるごと。ぜんぶ。わたしはあなたに身投げすることしか知らないの。それができないただの臆病者だということもわかってしまったけれど。

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2009年10月04日

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