【感想・ネタバレ】トーキョー下町ゴールドクラッシュ!のレビュー

あらすじ

賠償金100億円――。伝説の女トレーダー・橘立花は罠に嵌められた。身に覚えのない罪を着せられ、勤めていた証券会社からクビを宣告されたのだ。 億単位の金を稼ぐ華々しい活躍から一転、無職となった立花は下町の商店街に偶然辿り着く。そこで出会ったのは、顔だけが取り柄のダメフリーターや、頑固な洋食店店主など、お金はなくても人情味溢れる江戸っ子たち。 自らの解雇の裏にある巨大な陰謀に気づいた立花は、彼らの助けを得て、悪人どもを叩っ斬る!! どんな人生にも逆転はある。痛快すぎる下町金融ミステリ!

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Posted by ブクログ

企業とか証券とかさっぱりだけど、下町人情は大好き。人間が優しい。そういうところがとても好き。続編が出たら買う。

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2016年11月17日

Posted by ブクログ

こういう作品が読みたかった。ある意味時代劇っぽい展開がとても安心できる。主人公は有能だし周りのキャラも良い人が多くて素敵。シリーズ化してほしい。

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2016年04月09日

Posted by ブクログ

すごくスピーディな展開で、あっという間に読み終えてしまいました。
おもしろかった!
金融業界のこともよく描かれていたと思いますし
シロウトの私なんかにもわかりやすく物語として成り立っているのがすごいと思いました。

これ、続きますよね?
だって、一樹の正体も謎のままですよね??
すごい背景もっててほしいなと(笑)

続きが読めることを祈って!!!

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2016年03月03日

Posted by ブクログ

突然の解雇は、罠にはめられて身に覚えのない罪のため。
一体誰がそんな事…を、1週間以内に突き止めなければ
待っているのは、賠償金百億円。

突然の解雇にも驚きですが、それをひっくり返すのに
1週間…実質、4日間だけ、のスピード。
一体どうやって、どうして、何が繋がるのか。
まったく無駄がないストーリーでした。
下町の絆ってすごいな、と思いますが
構われるのが嫌な人は、向かない世界です。

しかし元同僚の痴漢の冤罪を証明するため、の写メが
分かりやすくて納得です。
そりゃあんな写真見せられたら、冤罪だな、としか。
まぁどちらも大丈夫、という人もいますけど。

歩いていたら交通事故を狙われ、ついには人が。
何かそこまで危ない証拠をうっかり? と思ったら
疑心暗鬼だったとは。
悪い事をしているから、そういう考えにいたるのです。
人間、自分が基準で物事を考えますから。

自転車操業も気をつけねばなりませんが
作中心に残ったのは、百円だって私の金、という台詞。
はい、その通りです。

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2018年06月05日

Posted by ブクログ

テンポもよく、サクッと読める作品。
全体が数日間の出来事で、
登場人物も(良くも悪くも)個性的なのでわかりやすい。
金融業界などをテーマにしてるけど、
解説を含んだストーリーになってるので
門外漢でも理解はできる。
暇つぶし、空き時間にちょっと…って感じで
読むのに最適。

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2018年01月06日

Posted by ブクログ

金融ならではの仕組みで、狡猾に嵌められた主人公。
キーとなるブローカーの殺された理由や、主人公が殺されそうになる理由が薄い感じがするけど、それなりに面白かったと思う。
最後の犯人に関する読み手側の思い入れがないので、主人公の落ち込みようにあまり共感出来ないところはある。

解明パートの前に、トリック?がほぼわかってしまったので、解明パートの面白さはちょっと半減していたかな。
痛快!というほどでは無いような感じがしますね。
ただし、主人公の性格はさばさばしていて気持ちが良い。

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2017年07月21日

Posted by ブクログ

トレーダーの激しい勝ち負けの世界と,下町の人情物がまったりと融合して不思議なバランスで面白い.橘女史の突っ走った強さと,頼りなげで一途な一樹のほんわか具合が最高です.シリーズになればいいけど,,どうなんだろう.

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2016年04月13日

Posted by ブクログ

トップトレーダーが罠にハマって没落
下町から巻き返し

ハリウッド映画にありそうな軽快感が気持ち良い

下町の洋食屋さん、美味しいんよね

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2018年10月16日

Posted by ブクログ



億単位の金を転がす外資系証券会社に勤めるトップセールスウーマンが、社内のさる人物の陰謀により勤務中に突然の解雇。
顧客の資産を不正利用した疑いをかけられ、顧客より賠償金額100億円を要求される。
唖然とし憤然とし家路を行く道すがら、超イケメンであはあるが顔以外はすべて残念な青年に出会う。
そんな成り行きで何故か人形町にある洋食屋に下宿することに。
そこに集まる商店街の爺ちゃん婆ちゃんとの江戸っ子人情を受けながら、巨大な陰謀に立ち向かう。

池井戸潤氏や垣根涼介氏が好きな方は、割と好きになるかも。

続編を出せる終わり方が憎い。初めて読む作者だけど、これは中々面白い。

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2017年12月24日

Posted by ブクログ

「東京ゴールドラッシュ」にかけてるのかな?

第22回電撃大賞、「大賞」受賞作という事で 手に取ってみた。なるほど痛快な展開。

主人公が自分を嵌めた人物を叩き出すのに、殺人やら諸々全部解決しちゃって凄いけど、それもメディアワークスだから良いか!って感じ。

こちとら金融には全く明るくないので、専門用語やら細かい内容の真偽はわからないが、物語自体は、飽きずに楽しくサクサク読めた。


トレーダーとして華々しい活躍をしながらも、生活や人間関係は無機質な雰囲気を醸す主人公と、人情ある下町の人々とのバランスが良かったと思う。

でも人情溢れる系の人たちは、悪人面してるけど根は温かいとか、もっと他にも何か癖があってキャラ立ちしてる方が良いと思う!
その方が人情ぽい。し、何人か人情キャラがいたはずだけど、主人公が居候してた洋食屋の夫婦とタクシーの運転手しか思い出せないから…。

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2016年06月23日

Posted by ブクログ

下町の人情と金融の冷酷さを対比させたような経済エンタメ小説。人形町が舞台なので確かに土地柄、下町要素も兜町など金融界の中枢もどちらもある。ワシは、以前人形町界隈で勤めていたことがあるので、土地勘ありすぎて楽しかった。金融に絡むミステリー要素はあるが、そんなに本格ではなく、また謎解きのカタルシスも正直弱い。とはいえ、解決に向けて方がついていく爽快感はあるので、これはエンタメとして楽しむのが良。キャラは立ってはいたが、もう少し主要キャラが深掘りされるとより良い感があった。

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2016年03月01日

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