あらすじ
そのお高くとまったツラを泣き顔にしたくなる
ずっと憧れていた習志野と同居することになった美里は、家賃として身体を美味しくいただかれて……。
自宅アパートが火事に遭い行き場を失っていた美里に手を差し伸べてくれたのは、ずっと憧れていた習志野。今までは手馴れていそうな習志野に気後れして、ひっそりと想うことで気を紛らわせていた。だが、この機会に習志野に近づきたい美里は、「自分も遊び人だ」と嘘をついてしまった! それでも、習志野の自宅にしばらく住まわせてもらえることになり、好きな人との同居に浮かれる美里だったが、家賃として身体をいただかれてしまって――!?
紙書籍発売時、フェア用に書き下ろされたSSを完全収録!
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Posted by ブクログ
自分に自信の無い美里は、自宅マンションが火事に遭い住む所を失ってしまう。その時ずっと美里が憧れていた習志野に手を差し伸べられて、童貞と知られたくなくて、自分も習志野同様に遊び人だとうそを吐く。習志野は家賃と称して身体を奪うが、その時も初めてと言えずに、どんどんうそが重なっています。外泊したり女性の影がチラついたりで美里は嘘を後悔するが、こんな状況は今後無いと習志野のマンションから出ていく事も出来ない。心の中のピンクの宝箱も開いたりしまったりで…しかし習志野も実はと言うお話でした。途中、焦れったくてニヤニヤしてしまいましたが、私的には好きなハピエンの仕方でした。
Posted by ブクログ
美里は、自宅アパートが火事に遭うという不幸に遭遇していた。
ところが、そのことをきっかけに声を掛けてくれたのは、ずっと憧れていた習志野。
色男である習志野に憧れて、声をかけることさえためらっていたのだった。
だが、この機会に習志野と仲良くなりたいと考えた美里は、習志野の言葉に合わせて「自分も遊び人だ」と言ってしまう。
しかし、本当は、男はおろか、女とも付き合った事無い美里は、部屋を訪ねたその日に、家賃として体を要求されてしまう。
という話でした。
本当のことが言えなくて、嘘をついてすれ違ってしまう系の王道話。
最後はどちらも本命が自分であるということがわかってハッピーエンドでした。
お好きな人に、オススメします。