【感想・ネタバレ】福を届けよ 日本橋紙問屋商い心得のレビュー

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Posted by ブクログ

小諸藩が出てくるとのことで読む。
桜田門外の変、小諸藩の御家騒動など歴史に翻弄されながらも逞しく成長していく江戸商人の物語。
一気に読めました。

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2021年03月17日

Posted by ブクログ

幕末に生きる勘七、新三郎や紀之介、直次郎の4人の幼なじみである若者たちの友情あり、恋あり、涙ありの青春ビジネス小説。テレビドラマを観るかのようにさくさくと読めた。
冒頭で、仲間だった一人・直次郎は武士に憧れ商人(あきんど)から彦根藩下級武士になり桜田門外の変で命を落とす。彼は悔いていないかのように笑みを浮かべていた。主人公となる勘七は20歳間もなく店を継ぎ若旦那となった初仕事で2000両もの借金を背負ってしまう。藩の内紛に巻き込まれ歯ぎしりする思いで店を立て直すのに奔走する。紀之介は老舗の実家を飛び出し小糸の元へ走るという現代的な男。新三郎は武家の生まれだが三男坊だったために札差になる。
札差? 武士は俸禄として直接、金子をもらっていたのではなく、石高を渡され札差で金子に変えて生活をしていたらしい。へえ~っ、そうだったのか!
どの時代でも、それぞれの生き方がある。
6月に訪れた近江商人の「売って良し、買って良し、世間良し」の三方良し。このフレーズにまた出会えたのも奇遇だったが、江戸の庶民にとって薩摩藩士は芋侍と嫌われていたとは・・・(と・ほ・ほ・ほ)

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2018年09月19日

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