あらすじ
売れない芸人のイタいほどピュアな恋の物語。
「佐藤君と付き合うくらいなら、死んだほうがマシよ!」
中学時代ひどいいじめを受けていたボクは、クラスメイトの女子にぶつけられた言葉から、自分は一生女性とは縁がないんじゃないだろうかという気がしていた……。
案の定、一度も女性とお付き合いすることもなく童貞のまま25歳になったボクは、芸人を志していた。子供のころから大好きな怪獣をネタにしたボクの芸は、残念ながら世間から注目を集めたことなど一度もない。けれどあの日、そんなボクの芸を「面白い」とほめてくれる観客が現れた。
市川理沙――それが、ボクに向かって初めて微笑みかけてくれた女性の名前だった。
「私、友だちがいないんです。よかったら、私と友だちになってくれませんか?」
25年の人生で初めて、ボクに女性の友だちが出来るという瞬間が訪れたんだ――。
NHKBSプレミアムにて連続ドラマ化も決定した、イタいほどにピュアな恋の物語。新たに加筆・改稿された文庫版を電子化!
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
1冊完結。
読んで辛い。市川さんに目を付けられたばっかりに地獄の苦しみを味わった芸人がかわいそう。
映画観た。
胃が痛くなるほど辛い。原嘉孝さんの演技で主人公のダメダメさが伝わり過ぎて、救われなさが伝わり過ぎて。凄い役者さん。
市川さん、小説を一回読んだだけの時点ではこの人サイコパス、と思っていた。けど映画のラストシーンの彼女の笑い泣きに、こちらも泣いてしまった。謝罪なのか、自分を肯定してくれたことへの感謝なのか、主人公への応援なのか…市川さんも辛い人だった。素敵な涙でした、沢口愛華さん。