あらすじ
この世界には人間とは別に、「特類種」と呼ばれる存在がいる。姿形こそ人間とは変わらないが、人知を超えた特異な能力を持つ者たちだ。その特類種のみで形成された「areas」と呼ばれる自治組織と、彼らを管理する法務省特類種管理局が、治安維持のための協定を結び、1人の特類種が管理局へ出向することとなった。
「人間になりたい」、そう望む変わりものの鬼科吸血属、通称“吸血鬼”のネイトは、管理局エース・松葉とバディを組み、特類種の起こす問題を日々解決することに。
しかし、禁じられた能力を使用したことで、拘束されたネイトに、再び“孤独”の闇が心を覆う。ひとり死を選ぼうと失踪するが、今まさに朝陽が昇ろうとした時、“仲間”だという見知らぬ男に呼び止められる。
そしてその男に招かれた先に、死んだはずの“ママ”がいて…。「人間になりたい」と望んだ吸血属の男が、最後に選んだ道とは…? 人間×吸血鬼バディストーリー、ついに完結。
【収録内容】
・第12話~第15話
・あとがき&イラスト
・カラーイラスト集
・電子限定特典:イラスト集&漫画集
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Posted by ブクログ
吸血鬼や狼男、天狗や山姥など、古来から受け継がれている怪物や妖怪、それらが現在に「特類種」として存在する世界。警察とは他に特類種を管理する「管理局」などの人間側の捜査官・松葉と、areas(エリアス)と言う特類種を管理する組織から出向して来た人間になりたい吸血種の青年ネイトの相棒もので行くのか(異種間で友情は芽生えるのか)と思っていたら…何もかもを誰かの説明に頼っており、漫画の素材が上滑りで終わってしまった感触が否めない。