【感想・ネタバレ】幽谷町の気まぐれな雷獣のレビュー

あらすじ

片野萩子のイメージは、地味で真面目な委員長。一方、幼なじみの稲多大地は、気さくなイケメンで人気者。
会話の数もめっきり減った、カテゴリ違いの二人が、とある事件をきっかけに急接近!?
山間の田舎町、幽谷町で繰り広げられる、恋と青春と、たまに変身(?)のご近所あやかし物語!

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

好みのイケメンに萌え震えた……!
こういう幼馴染鉄板で、素直になれないツンデレイケメンは大好物です。

0
2013年02月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

森崎さんなので恋愛モノかなーと思いつつ、その一歩手前のお話。
妖怪が出てくるあたりが私好みでした。でも恐ろしいものじゃなくて、人々に混じって穏やかに平穏に暮らしたいと願うやさしい人々。その中で実は妖怪でしたという幼馴染と主人公萩子の長い長い仲直りのお話。
始まりは確かに驚きの実は、ですけども中身はいたって普通の思春期のお悩み相談でした。でも丁寧な筆致で描かれていてかわいらしい。あと色々と悶えた。
小さい頃のトラウマとまでは行かないけどそういう出来事で距離をとってしまった幼馴染。彼との忘れてしまった距離感を取り戻していく過程がなんというかもうもだもだした。あと幼馴染が機嫌を損ねる部分がわかりやすくて、なんだか笑ってしまった。いやいやかわいらしいです。
初めての友達って、とても大切だなあと思い出させてくれる。そんなお話です。

0
2012年06月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

真面目で堅物(本人は内心で否定)な委員長の女の子が、今は疎遠になってしまった幼なじみの男の子(人気者系)の重大な秘密に直面してしまい、真摯に、そりゃもう真摯に滑稽なほど真面目に向き合う話。

そう書くと割と単純なんだけどね。

なんていうか、久々に読んだ、私好みの少女小説でした。恋愛方面は主人公はあまり頑張らずヒーローが頑張ってくれています。
主人公の女の子は、特別な力は持っていません。だけど、主人公の幼なじみや、ご近所さんや、先輩や後輩は、いわゆる『あやかし』。彼らが町内会とか老人会とか偽って互助制度を敷いていることが妙に現実的でカワイイです。

この話のメインは、主人公の幼なじみが雷獣化してそれを幼なじみ自身が受け入れること…ではなく、主人公と幼なじみの過去からくる距離感と、それに対する幼なじみの葛藤かと。うん、主人公でなく、幼なじみの葛藤。
わかりやすく言うならば、幼なじみがすごくすごく健気でかわいらしい(笑)。がんばれ!と言いたくなります。途中まで読んで、天候の変化が何によってもたらされているか気付いてから過去の部分を読み返すと、そらもう切なくなります。なんなのこの子、もうヒロインでいいよちくしょう。

なんていうか、最近の少女小説の傾向にありがちな方向ではなくて、いい意味で地味な感じの、だけどその分とても丁寧でいとおしい、そんな話でした。
主人公無双なスペクタクル大恋愛が好きな人には絶対お勧めできないけど。児童書と少女小説の狭間を愛する人には是非お勧めしたい。

個人的には、威圧系天女先輩(男子)に萌えました。いやー、いいよね威圧しているつもりはない威圧系ムキムキ真面目男子。

あと山椒のきいたラーメン食いたい。

0
2012年06月09日

「女性向けライトノベル」ランキング