【感想・ネタバレ】戦飯のレビュー

あらすじ

うま~い飯が、史実を変える? 期待の隠し玉新人が贈る戦国×飯×エンタメ登場! ――超高身長・2メートル近い恵体を誇る管理栄養士・緒方直哉は悩んでいた。妹の結婚式を彩るウェディングケーキを兄自ら考案することになったのは良いものの、ちっとも納得のいくアイディアが浮かばない――巨体に似合わぬちまちまとした作業にせっせと熱を注いでいるうちに自宅のキッチンで転倒。気が付けばそこは……戦国時代の伊達藩だった!? 宴の最中に突然天井から降ってきた直哉の巨体は伊達政宗公に直撃。当然ながら刺客の類と疑われ、命を取られるギリギリの状態に追い込まれた直哉は、思わずはったりをかましてみる……「俺の料理で、伊達藩を強くしてみます!!」 自身の天下取りを信じてやまない独眼竜・伊達政宗をはじめ、冷静沈着・知将の片倉小十郎、超絶無口ですぐ切りかかる伊達成実、ぶっきらぼうでオカネ大好き・くの一の霞とともに疾風怒涛の飯三昧!! 「俺、結婚式、でれんの……?」

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Posted by ブクログ

戦国タイムスリップシェフ物語
ってか、「信長のシェフ」の伊達政宗バージョン?
料理と管理栄養とトレーニング理論の知識でのタイムスリップチートもの

妹の結婚式のウエディングケーキを試作中に転んで過去にタイムスリップした緒方直哉
伊達政宗を押し倒して、包丁を床に突き立てた形になってしまった窮地を脱するために、「兵を食事で強くする」という主張で命乞いを試みるが……

まぁ、現代の栄養学とトレーニング理論で体を作るというのは異世界転生ものでもありがちなエピソードだし
先述の通り料理でタイムスリップチートというのも信長のシェフでやっているわけで、設定として目新しさはない

面白さを感じるとすれば、伊達政宗の性格とか、片倉小十郎のキャラとか
あと、伊達政宗と母親との確執をそんな解釈をするとは、という面白さはある

この手の話を初めて読む人にとってはいいのかもね

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2021年12月22日

Posted by ブクログ

全体的にはちょっと残念な感じかな。
終わり方の唐突さとか、もう少しなんとかできなかったかなぁ。
現代人が異界(今回は戦国時代)に紛れ込んで、現代的なスキルで活躍するってのは、ここ最近ではありきたりとも言えるプロット、しかも料理系とあってはそれこそいくらでもタイトルを思いつくような感じですが、栄養学を持ってきたところに特徴がありますね。
そんなに都合よく効果が出るか?という疑念はあるものの、戦国時代とスキルのマッチングが良かったと思います。
もう何枚か多く書いてすっきりしたエンディングにできていればねぇ。

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2018年03月19日

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