【感想・ネタバレ】凹んだら読む本のレビュー

治面地順子

仕事で失敗した、上司に怒られた、期待の商品が売れなかった、電車でヘンな人に絡まれた……。仕事や生活の中には、あちこちに「凹むシチュエーション」が潜んでいます。そんなトラップを踏んでしまったとき、真面目で実直な人ほど、自分の責任以上に精神的なダメージを受けてしまうもの。そういう思いを、この本で手放してみませんか？

本書は、受講者2万人を超えるストレスマネジメント研修などのノウハウをもとにして、真面目なあなたが損しないために、凹んだときに心を素早く回復させるさまざまな方法を紹介します。どこから読んでもかまいません。まずはあなたが気に入ったことを一つ、試してみてください。

[ブクログ · ★★★☆☆]

気持ちが塞ぎこむ、鬱状態、気分が沈む、気持ちが萎える、などの定着しちゃった感情の取っ掛かりになる感情が「凹む」かな・・・なんて思っています。
筆者の体験や学術的な理由も織り交ぜながら、「凹む」に対しての処方箋が書かれています。
物事、深刻に 難しく考えなくても、こんな分かりやすくシンプルな方法や考え方で凹みから脱することができるのかと、参考 になりました。

ストレスに対して重くならないうちに手を打つべきで、そういう意味で自分のストレス管理をするために全ての方にお勧めの一冊。