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Posted by ブクログ
同じ著者の「日本島図鑑」が有人島すべてをざっくりと紹介して「その存在を知る」手助けとなるのに対して、こちらは紹介数を絞り、複数の写真とそこに絡めた短めの文章で「島のイメージを膨らませてくれる」一冊だと思います。
一番印象に残ったのは与論島。
小さい頃、航空会社のCMでみた与論島はまさに絵にかいたような眩しいばかりのリゾート地でした。
そのキラキラした海辺の様子と、島の葬制や今もまだ残っているという風葬地、そのギャップのようなものに関心を抱きました。
昔、別のとある島で葬儀に参列する機会があって、そこでのしきたりにも面くらいましたが、「島」というところはそういう根付いた慣習が風化しづらい環境なのかもな…と思った次第です。
以下、今回読んでいて気になった島々。
★知夫里島(島根)→赤壁の断崖、見てみたい!
★佐久島(愛知)→一色地区の黒壁の家が立ち並ぶ町並みが美しい。塩害から守るためにタール塗りしているとのこと。
★黒島(長崎)→黒島天主堂(国指定重要文化財)!
★口永良部島(鹿児島)→温泉も気になるし、廃校を使った民宿に泊まってみたい!種子島や屋久島からも近いからそのうち行けるかな。
★硫黄島(鹿児島)→噴気で色づいた茶褐色の海!そしてやはり温泉。
Posted by ブクログ
同じ著者の「日本島図鑑」から約100島を抜き出したもので、見比べてみるとたしかに写真も文章も違ってはいるのですが、印象が全く同じで得られる情報もほとんど同じで、「日本島図鑑」があればこの本は不要です。「日本島図鑑」は有人島すべて収録しているのに対して、こちらは「絶対行きたい」と言っているのですから、もっと工夫が欲しかったです。
Posted by ブクログ
どこか島に行こうと思って手に取り、
よし、ここに行くぞ!と、
より行きたくなるようになる。
各島の歴史や地形、文化についての説明は少なく、旅行ガイド本として読まないと、物足りなさもある。