あらすじ
あらゆる世代に愛される国民的マンガ、ドラえもん。のび太君やジャイアンをはじめ、個性的なキャラクターが登場するこのマンガには、実は「人を伸ばす方法」がたくさん隠れています。
ヤル気がなくてなんでもすぐに諦めてしまう、のび太君。他人の気持ちを考えるのが苦手ですぐに感情的になるジャイアン。自慢話が大好きで弱い者をたたきたがるスネ夫君。感情を表に出すのが苦手で、ストレスをためこんでしまうしずかちゃん。そして、いい人だけど自分の価値観をおしつけてしまい、トラブルになると慌てる、ドラえもん。
あなたの周りにもきっといるドラえもんの登場人物のような人…、そんな人をヤル気にさせたり、伸ばしていくためにはどうしたらいいのでしょうか。作品のエピソードを例にあげ、「ダメな人を伸ばす」具体的な方法を心理学的に解説!
職場や家庭などですぐに実践できるテクニックが満載です。
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Posted by ブクログ
この本では日常生活を送るにあたってたまにいる*個性がある人*たちをドラえもんに出てくるキャラクターに見立てて、程よい接し方を心理学的な視点で解説しています。
ドラえもんに学ぶ、というキャッチコピーに思わず読んでしまったけど、とっても分かりやすく書いていたし、一つ一つの解説は4ページ程しかないので、気軽に読めて良かったですねぇ。あと読んでる最中に作者のドラえもんへの情熱みたいなのも垣間見えてとても良かったです
Posted by ブクログ
『ドラえもん』のエピソードを心理学的に解説し、同じようなタイプの人への対処法を説く。
僕はスネ夫タイプに近いかもしれない。自信がないので承認を求めて自慢しがち。しずかちゃんタイプや、ドラえもんタイプのところもある。もちろんのび太くんタイプのところも、ジャイアンタイプのところも。
漫画のストーリーの中ではキャラが立つようにキャラクターのタイプが固定化されているが、実際の人間には同じ人の中にいろいろなタイプが混ざっている。だからこそ、漫画のストーリーを教訓として、自分を振り返ることに生かすことができる。
なかなか興味深い話が多かった。
著者の前著も読んでみたいと思い、ネットで注文した。
Posted by ブクログ
きっかけは中吊り広告、ずっと読みたいと思っていた本。人との接し方に関する本だとイメージしづらい人物像が実際のマンガの登場人物を例に出すことでイメージしやすくなった。あとは自分が実践するのみ。
Posted by ブクログ
「伸ばし方」と書かれると「支配、コントロール」と感じてしまうが、
単純に「接し方」くらいで読めばちょうどよい。
どのパターンも4ページ程度でまとまっているので読みやすい。
また、ドラえもんがテーマなので、子どもに紹介しやすいのもgood。