【感想・ネタバレ】北朝鮮で何が起きているのか ――金正恩体制の実相のレビュー

あらすじ

弾道ミサイル発射、核実験、南北朝鮮の休戦協定の白紙化通告、ムスダンミサイルの配備――なぜ北朝鮮は、この一年あまりの間、好戦的な発言と挑発を繰り返してきているのか。そこには、金正日の死後半年足らずで党・軍・国家の最高首位のポストに就かざるを得なかった金正恩の深刻な権威不足という事情がある。いま金正恩指導部で何が起きているのか。北朝鮮ウォッチャーとして長年にわたり活躍してきた第一人者が現状を的確に分析し、日本や国際社会がとるべき対応を提示する。

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Posted by ブクログ

北朝鮮現代政治の研究者ながら伊豆見元氏の本は珍しい。よくまとまった本と言っておきたい。逆に北朝鮮本にありがちな、妙に面白がるところもないのでその意味では退屈と思う人もいるのではないか。
まず最初に強調されているのは金正日と違って、金正恩には世襲に時間がかけられず、すべてを急ピッチというか、付け焼き刃的にこなす必要があったということ。核実験や「衛星」発射の後は比較的穏やかだが、これからどうなるのか。

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2013年09月16日

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