あらすじ
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大好評『どうぶつびょういん』(PHP研究所刊・第38回新潟県読書感想文コンクール課題図書)の主人公のしまうま先生が、まだしまうまの子どもだったころのお話。しまうまの子どもは、動物たちから「しまうまさんは大きくなったら何になりたい?」と聞かれ、「スパイの黒ひょうさんになりたい!」と答えます。でも、「シマシマが目立つから、スパイみたいにかくれるのはむずかしい」と言われ、どんな仕事ができるのか心配になります。そこで、働く動物たちの様子を知ろうと町に行ってみることにします。森のはちみつや木の実でおいしいケーキづくりをするクマさんやリスさん、美容師のひつじさん、素敵な雑貨を売る猫さん、モデルの犬の女の子、デザイナーのぎんぎつねさん、カラスに飛べないことをからかわれ猛勉強してパイロットになったカワウソさんなど、みんな自分の仕事を大切にしていました。読者が自分の仕事を考えるきっかけになるお話です。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
最初から最後まで良かった
みんなと違うことに悩むときって必ずあるんじゃないかな
将来の夢を持てることも当たり前についてくるわけじゃない
そんな悩みを持ったことある人だからこそなれる職業もあるんだろうね。
最後まで読んだあとカバー内側にある次回作が目に入ったとき、あ〜また次も読まなきゃと笑が出ました
Posted by ブクログ
どうしてぼくには、シマシマがあるんだろう?ぼくのシマシマ、何かやくに立つのかな?心配に思ったしまうまの子どもは、どうぶつたちが、仕事をしている町に、行ってみることにしました。自分にも仕事が見つかるかを、たしかめるために…。しまうまに合う仕事、何か見つかるかな?
Posted by ブクログ
しまうまの子どものそばには、いつもたくさんの動物達がやって来てシマシマについて質問します。シマシマがとても目立つので、みんな気になってしまうのです。ある日、シマシマの関する質問ではなく、「大きくなったら何になりたい?」「黒ひょうのスパイになりたい」大きくなってもしまうまはシマシマのまま、みんなに大笑いされて、やっぱりシマシマの話。
しまうまの子は心配になって、仕事をしている動物たちを訪ねて町にいきます。
働く皆に話を聞くと、自分の得意な事は何?面白いと思ってる事は何?好きな事って何?苦手を克服して仕事にしたひと、地道な努力が身を結ぶこともある。まずは、じぶんをよく知ることが大事。
仕事について考ええう姿がいい。それはつまり、自分を見つけることかも。児童書だけど、リアルに就職活動している人にも響きそう。