【感想・ネタバレ】世界を動かす少数民族のレビュー

あらすじ

ユダヤ系アメリカ人、クルド人、華人、ナシ族、ダニ族……。78歳の「ワールド・トラベラー」が世界292の国と地域で出会った40に上る少数民族。「この広い世界には意外に気付かない少数民族がおり、しかも居住国の国内はもちろん、世界をも動かす少数民族がいる」――貧しくも無垢に、一途に生きる人びとの姿。彼らの「生きざま」が語るものとは? 知られざる少数民族の世界を紹介!

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

世界中で仕事をしてきた元・商社マンの筆者。知り合いから授かった「ワールド・トラベラー」を自称し、272の国と地域を旅してきた後期高齢者(本書執筆時78歳)による、命知らずなルポ。

とにかく筆者のエネルギッシュな行動力と命知らずに頭が下がる。本書では1民族につき2~3ページほどでその生活様式や外観、風習、歴史に触れており、非常に多くの民族を紹介している。内戦の最中だったり治安が非常に悪い時期だったり、「トラベル」とは程遠い状況下での訪問も珍しくない。

他の民族から見たら「奇習」としか思えない習慣にもそれぞれ理由があり、中には悲しい歴史からその習慣に至っている。1民族それぞれで深掘りした本も一冊かそれ以上が世の中にはあるだろう。

0
2025年01月12日

「社会・政治」ランキング