あらすじ
源義経暗殺を請け負った弁慶が出会ったのは、牛若丸を名乗るカラス天狗。義経なのかカラス天狗なのか謎のまま、弁慶と牛若丸はひょんなことから旅を続けることに…!? 表題作「ヨシツネ」ほか、「さがし人」「犬の本屋さん」「ちっちゃいお兄さん」「イカロスの堕落」「手紙」収録。
...続きを読む感情タグBEST3
うむ
中途半端に終わっていると感じる方もいるかもしれないけど、私は好き。全てを描かなくっても、あの子のあの視線が、言葉が、表情が、まだまだ続いているのが感じられる程、豊かな人物と物語。
Posted by ブクログ
久々に遠藤さんの本を買って読みました。
某ゲームの影響か、「ヨシツネ」=義経だろうと推測し、名前は出てなくても弁慶や義経の愛刀が出てくればいいなあと。
今剣は出てこなかったけど、岩融は名前はありませんでしたが弁慶が振り回してた(笑)刀がそうだろうと思い、ちょっと嬉しかったです。
内容は期待しすぎたのかなあ。
もっとほのぼのと言うか。いや、ほのぼのなんですがすっk利しない終わり方、悲しい終わり方、或いはちょっと人が死にすぎているのがちょっとマイナス点。
前々から人が亡くなる話を描かれているのでそれは良いのですが。
死ななくてもすっきりしない中途半端な感じなのは、多分ページ数が少ない所為なのかな。
多分久々なので過度に期待してしまった部分も大きいですが、泣けると言うよりもほのぼのな、前向きの話が多いです(イカロスの堕落は除く)
特に「ヨシツネ」は遠藤ワールド全開だなあと(笑)
歴史上の人物絡めたコメディは本当に巧いというか面白い。
こんな悲壮感のない主従、楽しいです(笑)