あらすじ
モノも、仕事も、人間関係も最小限でいい―
2015年、流行語となった「ミニマリズム」「ミニマリスト」。
モノをなるべく持たず、シンプルに生きるという方法が、今、注目を集めています。
部屋を片付け、モノを捨て、減らす。
きれいになった部屋で、さて、次は何を減らそう……?
本書では、モノを減らしたあとの“生き方”を追究。
日本人の新しい生き方の指標となる、スロウで静かな「ミニマリズム幸福論」です。
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Posted by ブクログ
最小限主義
ミニマリスト沼畑氏の著作。
写真家だけあって、途中には挟まる陰影を生かした写真がステキ。
「P59
私は、読んでいる本、観た映画、聴いている音楽で自分を完全防備しながら生きてきた。」
という一文が刺さった。
それまで断捨離に勤しんではいたが、東北大震災でいったんそれがストップ。しかし、奥さんが2013年に突然、理由もなく「モノを捨てたい」といいだしたことからミニマリスト生活が始まったそうだが、奥さん(アニメ関係の人らしい)もわりと変わってるなぁ。
Posted by ブクログ
究極のミニマリズムは空だ、とは本書は言ってないが、結局そういうことなのかなと思った。澄み切った青い空。何もない青しかない空。断捨離して家の空間をそんな状態に近づけていくのがミニマリストなのだろう。吉祥寺の2100万円の家の話が非常に気になった。是非詳細ないきさつを聞いて、住み替えの参考にしたい。
Posted by ブクログ
物を減らしたら…っていうそのあとの本。
私は将来の不安のために今を生きていることに
気がついた。
やっぱひミニマリストは幸福への過程なのだな。と。
なにが幸せかしっかり自分で経験することが
大切だなと感じた。
とりあえずキャンプ、サーフィンがしたくなったよね笑
Posted by ブクログ
最小限主義。 「大きい」から「小さい」へ モノを捨て、はじまる“ミニマリズム"の暮らし
2015/11/21 著:沼畑 直樹
私たちは普段の生活で多くのモノや人と接しているが、時にそれを遮断したいときがある。自分の慣れ親しんだモノや人を遮断し、一人山に登る、海に行く、海外へ旅に出る、一人でクルマでドライブする、ゴルフに行く、など。
それを毎日、日常生活でも味わうというのが、今のミニマリズムである。自分の好きなモノと別れ、部屋に置くものを自分で決めた最小限の量にする。その時、日々のミニマリズム性は発動する。
本書の構成は以下の3章から成る。
①あらゆるものをミニマリズムで考えてみる
②幸福論をミニマル化すると、最後に空だけが残った
③私たちに流れるミニマリストのDNA
ミニマリズムに対する考えは人それぞれ。
途中まではうなづいて読んでいた本書も最終章あたりからは今の自分では理解できない言葉が目白押しとなり、頭の中はミニマリズムとはかけ離れた思考でいっぱいになってしまった。
どの考えを受け入れるのかもそれをどう解釈するのも自分次第。
出来る範囲でやれば良い。
Posted by ブクログ
『最小限』か、と言われると、違う気がするが、これだけの『主義』があるのは、とても幸せなことのように思えた。納得して、生活している。ひとつひとつに意味を感じている。自然なことや何もないことに意味を見出せるのは、無駄なものを手放し、さらに好きなものも手放すという筆者の考えによると思う。