あらすじ
アマテラス、スサノヲと並ぶ三貴神のひとり月読尊。だが記紀の記述は極端に少ない。その理由は何か。古代史上の謎の神の秘密に、三種の神器、天武、桓武、陰陽道の観点から初めて迫る。
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Posted by ブクログ
なんでこんなん借りたんやっけ…?忘れた。
日本史は苦手やけど、古代史や神話の時代は割と読める。
いうても古事記も日本書紀も読んだことないけど!。
古事記に 、伊弉諾尊(イザナギノミコト)が禊ぎをしたら、
左の目を洗った時に、天照大御神が出来た。
右の目を洗った時に、月讀命(ツクノミノミコト)が出来た。
鼻を洗った時に、須佐之男命(スサノオノミコト)が出来た。
みたいなくだりがあって、三種の神器はそれぞれを体現している。
八咫鏡は天照@伊勢神宮
勾玉は月讀@宮中
草薙剣はスサノオ@熱田神宮
と、まあ3本の柱なのに、古事記にも日本書紀にもたくさん書かれてる天照とスサノオに比べて、ほんのちょっとしか書かれてない月讀ってなんぞや? という本でした。
神社でも天照やスサノオを祀るとこは何万とあるけど、月讀は85社のみ。
不思議~。
一定の結論は書かれてるので、まぁ、古代史ミステリーみたいにサクサク読めて面白かった。ちょっと想像を断言してるような向きはあるけど、読み物としてはOK。