【感想・ネタバレ】寝たきりだけど社長やってます ―十九歳で社長になった重度障がい者の物語―のレビュー

あらすじ

僕は生後10 カ月で10万人に1人の難病といわれる脊髄性筋萎縮症だと診断された。
この病気は、筋肉を動かす神経に問題があり、徐々に筋肉が委縮し、体が動かなくなってしまうというものだ。
僕に出来ることは、指先をわずかに動かすことと、「話す」こと、だけ…。
重い障がいを持ちながら十九歳でWeb制作会社を設立。
「僕だって働きたい」。
自らの働く場所を自分の力で切り開いた、障がい者社長の感動の物語。

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Posted by ブクログ

‪ 僕と同じ脊髄性筋萎縮症という病気を抱えながら19歳で起業した佐藤仙務さんが書かれた本である。
中学生の時にこの本に出会ったことで、障害を持っている自分でも社会の一員になれると確信するきっかけになった。特に印象深く覚えていることは、会社設立後3年で月収20万以上得ていたことだ。障害者は多く稼ぐことができないという僕の固定概念を覆し、障害関係なく一社会人として評価されることを証明していた。
3月に佐藤さんにお会いするため、再度読み直したが、いつになっても勇気をもらえる一冊だった。

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2020年02月17日

Posted by ブクログ

重度障害者である著者が、働く場がないから自分で作ったという創業のお話し
健常者であっても希望通りの組織に所属して働く事が難しい世の中で身体的条件の厳しい著者が、そもそも働くとは何ぞや?というところから考えを巡らせて、働く場を自分で作ってしまう行動力が素晴らしい
確かに重度障害者ということで注目度は上がるかもしれないが納品された仕事のクオリティが低ければ次の仕事には結びつかないだろう
今でも会社が継続して成長しているのはご本人達の努力の結果に違いない
それに対して自分の努力の足りなさを反省するばかりである

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2014年07月17日

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