あらすじ
僕は生後10 カ月で10万人に1人の難病といわれる脊髄性筋萎縮症だと診断された。
この病気は、筋肉を動かす神経に問題があり、徐々に筋肉が委縮し、体が動かなくなってしまうというものだ。
僕に出来ることは、指先をわずかに動かすことと、「話す」こと、だけ…。
重い障がいを持ちながら十九歳でWeb制作会社を設立。
「僕だって働きたい」。
自らの働く場所を自分の力で切り開いた、障がい者社長の感動の物語。
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Posted by ブクログ
僕と同じ脊髄性筋萎縮症という病気を抱えながら19歳で起業した佐藤仙務さんが書かれた本である。
中学生の時にこの本に出会ったことで、障害を持っている自分でも社会の一員になれると確信するきっかけになった。特に印象深く覚えていることは、会社設立後3年で月収20万以上得ていたことだ。障害者は多く稼ぐことができないという僕の固定概念を覆し、障害関係なく一社会人として評価されることを証明していた。
3月に佐藤さんにお会いするため、再度読み直したが、いつになっても勇気をもらえる一冊だった。