あらすじ
高倉健と菅原文太。日本映画界の二つの巨星が、2014年11月、奇しくも同年同月に世を去った。1960年代以降、任侠映画の代名詞となった健さん、70年代に実録路線を邁進した文太。彼らとともに歩んだ稀代のプロデューサーが、二大スターの素顔と魅力を縦横に語る。あわせて、敏腕プロデューサーならではの企画立案、キャスティング、予算管理、ヒットの狙い方など、あらゆるモノづくりに通底するヒントを一挙披露!
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Posted by ブクログ
健さんと文太を出汁にしたプロデューサー論、ならまだいいが、プロデューサー論にもなっていない印象。
単なるエッセー・思い出語り。「健さんと文太を出汁にした」と本人も本の中で言っているからまあ良いか、と言う話でもないと思うのだが。
ただし、それでも、伝説の時代の東映の大プロデューサーのエッセイともなると読む価値はあるかどうかはともかく、さすがに書店に並ぶ資格はあるはず。