【感想・ネタバレ】りるれふ ―赤ずきんと鏡の中の人狼―のレビュー

あらすじ

「いってらっしゃい、赤ずきん。おおかみに気をつけてね」お使いに出た「赤ずきん」は、無残にも殺されたおばあちゃんと血まみれで笑う【人狼】に遭遇する!! 嵐の中を逃げ出し、寡黙な「狩人」に助けられた「赤ずきん」。辿り着いた館には、他にも雨宿りにやってきた4人の男女がいた。ひと時の安息――しかし〈事件〉は起こる! 殺されたのは館の主。この中に紛れ込んだ【人狼】はだーれだ?

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Posted by ブクログ

フリーゲーム「りるれふ」を製作者様の手でノベライズ化された一冊。
イラストも文章も制作者様の手で……っていうのは高級感がある気がします。

ゲームは実況動画で視聴済。

赤ずきんと人狼を組み合わせたような世界観と次々と起こる衝撃の展開が楽しい。読み進める手が止められない本は多いですが、ボリュームも多くないので一気に読み切れるのが嬉しい一冊。
ジワジワとくる緊張感や恐怖感がある一方で、登場人物それぞれの愛の形からの胸キュンも頂けたりお腹一杯の作品でした。
個人的には道具屋さんの愛の形が素敵です。
ごちそうさまでした。

分かりやすく丁寧な文章で楽しませてくれました。
ノベライズ版で追加された部分も素敵です。
また読み返したくなる1冊になりました。

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2016年01月16日

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