【感想・ネタバレ】スポーツの経済学 2020年に向けてのビジネス戦略を考えるのレビュー

あらすじ

見物料を取って競技を見せる、現代につながる「スポーツ興行」の始まりは、何と、日本の江戸時代に行われていた、勧進相撲だった。日本人は、スポーツをビジネスにするという、先見の明があった。しかし、現在では、欧米諸国に大きく後れを取ってしまっている。たとえば野球。アメリカのメジャーリーグ選手の平均年俸は5億円であるが、日本のプロ野球1軍選手では、6500万円である。ここまでの差は、どこから生じているのか。また、アメリカで最も人気のあるプロスポーツであるアメフトの、NFLに所属するチームの経営は、シーズン開始前から、全球団黒字が確定している。それはなぜなのか……など、ビジネスノウハウとして、日本のスポーツビジネスには、これからの課題が山積みであるようだ。本書では、東京大学出身のプロ野球選手として有名な著者が、選手経験、球団経営経験、留学、現地視察経験など、多彩な視点から、今後の成功法則を考える。

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Posted by ブクログ

日本の現状と米国、欧州の事例比較

概要
4章、5章の米国、欧州の事例から学びが多かった。リーグの考え方、チーム経営、特に施設のあり方の差異。どこまで税金をかけるのか、どんな効果があったのか、なかったのかがよく分かる。

所感
日本でもどう税金を使ってもらえるか、それを公共財として還元していくか、がを考えていかないとスポーツの発展は無いでしょう。現にスポーツの市場規模は日本が米国や欧州の10%以下、GDPを考えても少なすぎる現状がある。

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2021年03月04日

Posted by ブクログ

スポーツを育てて、持続可能なものにしていくために、何を手元にのこして、何を委託するかの判断はとても大事。
その前に、ありたい姿を決めるところから考えないといけないけど…

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2019年10月30日

Posted by ブクログ

・元東大プロ野球選手→コロンビア大学MBA→ソフトバンクホークス取締役→福岡大学講師という異色の作者
・スポーツビジネスの国別種目別の構造だけでなく、文化的背景も含め記載しておりわかりやすい

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2018年01月23日

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