【感想・ネタバレ】共犯者の法則のレビュー

いおかいつき / カワイチハル

「江東区の廃ビルでコロシだ」
捜査一課の御厨と相棒の越谷が現場に向かうと、そこには御厨の学生時代のセフレだった本宮の死体があった。当時、御厨が通う学習塾の講師をしていた本宮は、退屈な毎日に飽きていた御厨にセックスを教えその行為に溺れさせた。御厨は相棒の越谷に過去を打ち明け、犯人捜しに乗り出す。するとそこには、本宮の過去の男が浮上し!? 一方、秘密を共有したことで越谷との関係にも変化が生まれ…。
巻末に、同著者の既刊本「不機嫌なデンティスト」（イラスト：森原八鹿）のお試し読みも特別収録！

[ブクログ · ★★★☆☆]

あまり深く考えない人好きのする攻、単独捜査を好む受……2人のそんな部分を足したらリロードシリーズの一馬の出来上がり♪…そんなイメージでした。
ストーリー自体はいおか先生お得意の事件もので、適度にエロもあり、攻受ともに女々しくなくて良かったんですが……何かが物足りない!!
何が物足りないんだろう…甘さなのかな？

[ブクログ · ★★★☆☆]

刑事の御厨尊が現場で見た屍体は高校時代に関係のあった男だった。彼の過去を洗って自分に関係あるものが出る可能性もあるので相棒である越谷にそれを伝えることに。
そして秘密を共有した越谷と流れで寝ることに…。


うーん、導入は良かったのに、最後でまとまるまでがなぁ。なんだろう、受けの行動があまりにも短絡的。攻めとエッチすることになるのも、二度目をする事になるのも、あっさりと納得。何かが違うような？

いや、まぁ、都合の良い展開になるのはBLだから良いんだけど、それでもなぁ、もうちょっとなぁ、、、。

挿絵は可もなく不可もなく。