あらすじ
光がいつも見つめているのは、入学試験の日からずっと気になっていた先輩・黄崎友也。しかし、そんな光の視線の意味と、切ない想いに気づいたのは教師の灰澤だった。灰澤と体を重ねてしまった光、彼女とのことで悩む黄崎、そして過去の恋人を忘れていない灰澤。それぞれの恋する気持ちの行く先は……。表題作ほか、単行本未収録のデビュー作&初期作品も収録。
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Posted by ブクログ
この作家さんは、自分的にぴたっとくるので購入。
期待を裏切らず、とても良い作品集でした!
表題作はもー……これでもかというくらい泣きました。
コマ割りだったり、セリフだったり、モノローグだったり、作品全体を貫くテーマがきちんとあって、ただのBLでないところがすごく好きです。
終わり方もすごく良かった。
空気感なのかな…この作家さんの作品はすごく静かに迫ってくるものがある。
他の短編も、初期作品は絵こそ違うものの、根底は一緒だな、と思いました。
買って損はない。
絵が苦手な人もいるかもしれませんが、物語に入り込めると思う。