【感想・ネタバレ】何がいいかなんて終わってみないとわかりません。のレビュー

あらすじ

現在11個のパソコンやタブレットを使いこなす、81歳のコンピューターおばあちゃんことミゾイキクコさん。2010年よりユーザー名@kikutomatuで始めたツイッターで、1940年代から現在までの人々の価値観の変換、戦争中の経験、敗戦後の暮らし、高齢者問題、男と女の話などについて呟いています。その含蓄に富んだツイートが老若男女の共感を呼び、2015年12月現在、フォロワー数56000人を超えました。本書はその、人生の真実が詰まった呟きを抜粋し、加筆、修正して1冊にまとめた、人生に効く金言集です。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

著者のTwitterの投稿をまとめた本。全てが正に金言。
81歳という年齢に驚いたが、そのため非常にカバー範囲が広く、且つ胸を打つ言葉が多く、とても良い一冊だった。
人としての在り様、現代社会への警鐘、家庭を築くという事、どれをとっても心に響きます。

0
2018年04月10日

Posted by ブクログ

もうね、
全部が全部響きすぎてどれが心に残ったかわからなくなるくらい素敵な本。

戦争を経験されてる方の言葉は重みがありますね、80歳を超えるおばあちゃんのツイートをまとめた本ですのでとっても読みやすい。

自分に超絶甘い私だから、お説教されてる気分でした。

『そんなこと知らなくてもいい、できなくてもいい、の結果が物事を解決できない人を作る。問題が難しいのでなく、能力がないだけなのに、問題が難しいと言う人になる。(文中より抜粋)』


自分のことで手一杯の私ですが、仕事もプライベートも社会のことも死ぬまで勉強して、自分の頭の中アップデートしないと。自分の能力の足りなさに悲観することがたくさんあるけれど、努力することを忘れない自分でありたいです。

0
2018年03月25日

Posted by ブクログ

81歳のミゾイキクコさん。

含蓄に富んだツイートの呟きを抜粋し、加筆・修正したものです。 (佐藤はツイートものが好きです。空き時間でサクサク読めるから)
 
「自分のツイートは、1934年生まれで、戦争中に物心がついていたこと、そして女性であることが土台。」とおっしゃられるように、平和問題と女性の生き方がメイン。

何かしらの覚悟を持って生き抜いて来られたからこその、歯に絹着せない物言いがかっこいい。

媚びない女性って、ホントかっこいい。
媚びるもんか。

以下抜粋。

「自分が人を思いやるのはいいことですが、他人に思いやりを強制する姿勢は嫌ですね。」

「こっちが良ければそっちが悪いではないんですよね。こっちも良くて、そっちも良い。」

「あれこれ人を選ぶ人、自分も選ばれていることを知らない」

帯広のカフェにて。
あさみちゃんと。

0
2018年01月29日

Posted by ブクログ

バランス感覚に優れた、人生の先達者という感じがする。もっともな呟きをもっともと感じる人が多いからこその書籍化なのだろうが、それにしてはこの世の中の流れは逆。心の中で賛成するだけでなく、自らの生活に生かしてこそだろう。

0
2016年02月02日

「趣味・実用」ランキング