あらすじ
還暦を迎えた女優・大竹しのぶ。舞台に映画に大忙しの日々の合間に自ら書き綴った人気エッセイ第2弾。忘れえぬ人々との思い出や共演者たちとのエピソード、95歳の母や2人の子どもら家族との日常、明石家さんまさんとの出来事が温かな視線で描かれる。
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Posted by ブクログ
朝日新聞の金曜夕刊に連載されているエッセイコラムの単行本第2弾。今回もかわいらしい表紙絵。第1弾の表紙は二千翔くん、第2弾はいまるちゃんの小さい頃の絵を使っている。こういうところにも大竹しのぶの普通っぽさが出ているようでいい。ちゃんとお母さんや娘をしている人なんだなあ。このエッセイを読む以前の大竹しのぶの印象って、すごーく美しいわけでもないのに女優意識の強い「わたし、女優よ!」みたいな人だと思っていたんだけど、読むようになって私のなかではすごーく好感度が上がった。
95歳で一緒に暮らしている母・江すてるさんのこともたびたび出てくる。その江すてるさんがこの本を読んでいるここ数日の間に亡くなった。おうちで看取ったらしい。