あらすじ
賭けたのは―――わたしたちの「誇り」。
ちっぽけな、でも何より大切な己のプライドを守るため、全てを賭けて戦った、麗しき乙女たち。出会ったときは独りぼっち、不安に怯えていた彼女たちが勝者を目指したギャンブルの果てに得たものは……。早乙女芽亜里の「賭ケグルイ」、未来へと繋がる最終巻。
(C)2024 Homura Kawamoto/Kei Saiki
本編『賭ケグルイ』のスピンオフにあたる本作。本編主人公、 蛇喰夢子(じゃばみゆめこ)と共にギャンブルで戦う、早乙女芽亜里(さおとめめあり)が主人公です。
ギャンブルの強さによって身分が決まってしまう学校、百花王学園。
特待生として転校してきた芽亜里は、早速学園の伝統であるギャンブル(イカサマ上等!)の洗礼を受けます。貧乏人とバカにされ、散々コケにされながらも、勝利に対して貪欲に突き進む芽亜里の不屈の精神がとにかく男前!小学校の同級生だったつづらからは「私の王子様」と慕われる程、したたかで芯の通った性格がとにかくかっこいいのです。
本編の夢子が天才型(狂気型?)のギャンブラーなら、芽亜里は努力と根性のギャンブラー。イカサマを仕掛けた相手を騙し返す際の煽り顔が痛快です!
感情タグBEST3
匿名
ありがとう、ギャンブル学園
ついに双最終巻!先生方お疲れ様でした!!
本編の芽亜里にどう繋げるのかずっと気になっていて、双はバッドエンドで終わるのかという不安もあったがかなり爽やかな終わり方だった。そうか普通に卒業と留学だよな。
あの終わり方だと本編芽亜里にはちょっと繋がらないが、自分はこの双という物語が爽やかな読了感で終わってくれた事に感謝したい。これで良かったと思うよ。
絵柄は連載開始よりかなり可愛くなったが、聚楽様はずっと美しかった。人物の顔芸や可愛さもずっと良かったし、小物やギャンブルに使う小道具なんかもしっかり描写されていて双は本当に斎木先生の作画ありきだなと実感した。
美少女賭博譚ではあるが男性陣も意外に良いキャラが多かった。
ただ、最後の相手が年下の中等部生なのはちょっと惜しいし、聚楽様とのギャンブル唯一の勝利のご都合展開感も否めない。
でもやるべき所はやってカタをつける所はしっかりつけてくれたので、この物語には満足している。
あとがきまで読んで最初に出てきた感想が
さ、寂しい〜〜〜〜!!だったので(笑)これは読み続けて良かった。
面白い漫画でした。先生方ありがとうございました!!