【感想・ネタバレ】自分という奇蹟のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

 五木寛之 著「自分という奇蹟」、2015.9発行です。末期癌の患者さんに名医は3つのことしかしないそうです。①触る、絶えず触る ②痛みを聞く(自分の痛みのように感じる)どんな手段でも痛みはなくす ③褒める(その人の存在を認める) この本は「人間とは~」を語ったエッセイだと思います。冒頭、阪神淡路大震災、東日本大震災、アウシュビッツの話をされてます。そして生きていることの価値、今日生きている素晴らしさ、いかに生きるよりまず生きることと。確かに、生きている、それだけで奇蹟、そんな気がしてきました。
 生きていることにまず価値があり、どのように生きたかなどは二番目、三番目に考えていいこと。生きてるというそれだけで、戦っているのであり、自然と融和しているのであり、たくさんのものに支えられて奇蹟的に生きている。五木寛之「自分という奇蹟」、2015.9発行。内容は次の通り:①深く悲しむ ②自分という軌蹟 ③風土と人間、歌 ④免疫 ⑤悲しみ上手の復権 ⑥滋の力・悲の力 ⑦布施と慈悲 ⑧泣くのは日本の文化 ⑨喜びの底にある哀愁 ⑩生きていることの価値 ⑪泣くことの浄化作用 ⑫感情表現 ⑬罪の文化・恥の文化 ⑭運命と宿命
 

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2018年05月11日

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