【感想・ネタバレ】ケトン体が人類を救う~糖質制限でなぜ健康になるのか~のレビュー

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Posted by ブクログ

なかなかよかった。糖質制限を考えてる人、これからダイエットを始めようとしてる人は読むとよさそう。

途中で読み飛ばしてください。と書かれてある部分は読み飛ばしてしまって大丈夫。

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2017年01月26日

Posted by ブクログ

糖質オフでダイエットはもはや当たり前になりつつあるので、すごい発見とまではいかないが、なかなか興味深い内容だった。食事をすることを、ごはんを食べるという日本人には白米、米を否定するのはなかなか出来ることではないが、きちんとエビデンスとともに説明されているのは、わかりやすい。もはや、お酒やタバコみたいに嗜好品として嗜むくらいがよいんだろうな。砂糖税みたいなもんで。

既存権益を持つ方々への恨み節がところどころあったり、どうしても糖質は悪、ケトン体は正みたいな二項対立なので、偏ってみえてしまうので、糖質のメリットやケトン体のデメリットまでカバーしてたらより説得力がでると、個人的には感じた。でもすぐにでも実践できそうだし、この本に励まされたり、恩恵を受ける人も多いんだろうな、と思う。

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2023年09月07日

Posted by ブクログ

"炭水化物は人類を滅ぼす"よりもたくさんのデータに基づいて書かれていて納得感がある。
ケトン体はアシドーシス起こさないのが何故か気になる。

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2021年06月01日

Posted by ブクログ

昔から当たり前のように食べていた白米。食の自分の中の常識が覆された。家族もいるし、今までの食生活全て変えられないけど、知ってて意識するだけで少しは違うかな。

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2020年11月21日

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非常に興味深い内容。
糖質を制限するという感覚がタンパク質も制限するという認識になっている人もいると思うが、そうではないということを知識として知ることができる。
ケトン体の体質や食生活の実践をすぐに取り入れることは難しが、1日の半分、私の場合は午前12時から午後12までの時間の糖質オフを進めている。
その成果として、お腹が空きにくく、活動への支障もない。
また、私の場合はトレイルランニングという激しいスポーツを趣味として行っているが、栄養補給の頻度を減らすことができるので、非常に効率の良い身体となってきている。

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2020年10月30日

Posted by ブクログ

産婦人科医の著書。自身の糖尿病の体験談や糖尿病妊婦のケーススタディ等、色々なデータを元に書かれているため説得力があり勉強になった。

最後の方はケーススタディの内容でやや飽きる。敢えてそうしているのだろうが、攻撃的な言い方が散見していた。

食事によって病気にも健康にもなる。人類はここ数十年で豊かになり、食べ物が溢れかえっている。その中で自信が取捨選択をして、食べることがいかに大切であるかを再確認した本だった。

糖質はマイルドドラッグだ。確かにパンも米も食べ始めるとなかなか止められない。私はパンが大好きだが、食べ過ぎて後悔する日々があった。そのため今ではパンは買わないようにしている。

以前は製薬会社に勤め、現在は病院で看護師として働いている身である。本の内容は、色々なことが納得のできた内容だった。

糖質制限を悪として排除しようとする背景や裏側には様々な思惑が潜んでいることであろう。

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2019年06月03日

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1.最近糖質制限をして、体が軽くなってきました。そこで、糖質制限がなぜいいのかについて更に勉強したくて購入しました。

2.著者が医者という事もあり、自分が積み重ねてきたデータを基に、ケトン体について述べています。また、学会では批判の嵐を浴びたことからの奮闘の日々を書いており、科学と自叙伝の両方の視点で読むことができる一冊となっています。
この本の構成は、ケトン体とはどのような効果があり、どのような歴史を持っているのかということからはじまっています。そして、自分の経験と患者さんのデータを基に、著者の食生活の改善法について述べた後、読者がどのような食生活を送っていけばいいかということも述べています。


3.まず私が思ったことは3つあります。1つは、現代において普段から食べているものは糖質の塊であるということです。私自身、野球をやっていたことから、米や清涼飲料水を多く摂っていたため、エネルギーにはブドウ糖が必要だとばかり思っていました。2つめは、一般消費者である私達も、食べ物や人体について興味を持たなくてはいけないことです。著者も述べているように、学会でずっと信じられていたことが間違っていたということはよくある話です。情報が溢れる現代では、情報を選択する能力が問われています。5年ほど前から、糖質制限が良いと言われ、糖質関係の本が売り出されるようになりました。ですが、もしかしたら、糖質制限が良くないと言われる時代が来るかもしれません。そのため、健康でいるためには、食べ物と人体について学ぶ必要があると思いました。3つめは、自分の意見が否定された時の対応は謙虚になることです。著者の参加されていた学会では、意見を聞かずに「ケトン体は危険だ」と非難していました。しかし、現代では、そちらの意見の方が正しいとされつつあります。しかし、糖質信仰から抜け出せずにいる医者もいます。そのため、自分が正しいという思い込みは悪でしかないと思いました。

4.まずは、自分が食べているものにはどれだけの糖質が含まれているのかを知ることが大切だと思いました。コンビニでは食べ物ごとの「糖質量ハンドブック」が売られており、自分で糖質量を知ることができるので、自分なりに健康な身体を作っていきたいです。

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2019年04月07日

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産婦人科の人が書いた本で、糖質制限をすると体内でケトン体が増えるが、ケトン体増加は体に悪くなく、胎児や妊婦はケトン体を栄養にしているので、糖質制限は人間に良いんだよ、という事が書いてある。大筋はうなずけるのだが、人間は糖質とケトン体の両方を燃料に出来るわけで、過度な糖質制限を行うよりは、両方の機構(糖質とケトン体)を使った方が良いんじゃ無いかな、と個人的には思ったりもした。

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2017年11月21日

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ケトン体、知っているつもりでいたけれど、全然わかってなかったので、読めてよかった!全部は難しいけど、グルテンフリーとうまく組み合わせて出来たらいいな!2017/1/25完読

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2017年01月26日

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産婦人科の先生が、妊婦さんに、特に今までの医療の常識ではインシュリンの注射をせざるを得なかった方に、痛い思いをせず健康に赤ちゃんを産んで欲しいとの想いで糖質制限食をすすめている。

体の中で栄養がどのようにエネルギーになるのかについて解説されているので、イメージを掴むのに良いかもしれません。

自分の体と対話することが大事なことに気がつきます。

ダイエットでより具体的にどのような食事、食物が良いのかを知りたい方は別の情報を仕入れる必要があると思います。

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2017年01月17日

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ケトン体が人類の主のエネルギー源なだったのは間違いない。
そしてそのケトン体が今後の人類の発展に関わっていくだろうと強く思わせられた。

アスリートとしてケトン体がどれだけ良いものなのかを証明したいと思った。


・食事でコレステロールは上がらないと言うのは学会で発表されている。

・キノコは炭水化物だけど糖質はほぼなくてほとんどが食物繊維なのに対して、ご飯は食物繊維がほぼなくて糖質がほとんど。

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2016年08月22日

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簡易ケトン体測定器 アボットジャパンのプレシジョンエクシードβーケトン測定電極。

ケトン体エンジンと糖質エンジン。食べた脂肪が燃料になる。食事で脂肪をとると、ケトン体数値があがる。

ケトアシドーシスはケトン体値が高くても怒らない。問題なのはケトーシスではなくて高血糖。

食品成分表2015。食品交換表。
食品別糖質量ハンドブックのほうが便利。

MEC食=ミート、エッグ、チーズ。よくかんで食べる。

ふすまパン。みんなのパン。
マルサンのソイドルと低糖質ミートソース。

「親指はなぜ太いのか」=ヒトの主食がわかる。
「白米中毒」白米はマイルドドラッグ

がん細胞はブドウ糖が大量に必要。がん細胞は嫌気性解糖系を使う。そのため大量のグルコースが必要。甘いものはがんの栄養になる。
PET検査は、がん細胞がブドウ糖を大量に取り込むことを利用している。

ケトン体はがん細胞が利用できない。
「ガンが消える」

肉200g、卵3個、チーズ120g、mec食。

FACEBOOK 糖質制限というグループ。
ケトジェニックライフ。
豚皮を食べる会。

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2016年07月11日

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効果を実証している医師の言葉だけに説得力がある。
登場する既得権益にしがみついている人たちの話も然もありなん。
ネットには色んな情報が氾濫しているが、普通のリテラシーさえあれば、状況の打開なんて一昔前からは考えられないほど容易だと思う。
本書に書かれていることを鵜呑みにはしない、というスタンスは保ちつつも実践の上効果のほどを確かめてみよう。

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2016年06月14日

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ケトン体とは、脂肪酸ならびにアミノ酸の代謝物。アセトン、アセト酢酸、βヒドロキシ酢酸の事をまとめてケトン体と言う。

糖質摂取を止め、タンパク質・脂質を中心とした食事に変化させ、ブドウ糖を使った代謝からケトン体代謝に変化させる事で体の状態は劇的に改善される。

血糖値とカロリーには何の関係もない。

自然流産率は10%程度。

胎児は絨毛で作られたケトン体を主な栄養源、熱源、エネルギー源にしている。この事は、人間は本来糖質ではなく脂肪などを主な栄養源にしていた食物史を暗示させる。

人には糖代謝(ブドウ糖→グリコーゲン)エンジンとケトン体代謝(脂肪酸→ケトン体)エンジンの二つがあるが、後者の方が圧倒的に効率がよい。

渡り鳥も脂肪を燃やして飛んでいる。

脳もケトン体の方がエネルギー源としてふさわしい。

糖質が豊富に食べられるようなってから、ブドウ糖を使ったエンジンを日常的に使う事が増えたが、使いきれない糖質摂取の為にそれを脂肪にして蓄えるようになり、肥満や糖尿病が増えた。この証拠に、血糖値を下げるホルモンはインシュリン一つしかないが、血糖値を上げるホルモンは5種類もある。

同量の材料から生み出されるエネルギーの大きさは、糖代謝1-2に対し、ケトン体代謝は129。

ケトン体代謝は体脂肪よりも食べた脂肪が先に使われる。

主食と副食をバランスよく食べるという神話は人間が作った概念。自然界の生き物は同じものしか食べていない。

血糖値が上がるとインシュリンが出て血糖値を下げるが、この時にインシュリンが空腹要求を出す。従い、糖質を摂る食事では食欲を抑えづらくなる。

2015年、米政府の「食生活ガイドライン諮問委員会」がコレステロールの摂取制限は必要ないと報告した事により、日本も撤廃した。

卵生で子孫を残すその卵もタンパク質と脂肪だけで構成されている、ケトン体代謝。

妊婦糖尿病は妊婦母体が糖質を拒否している病態。同時にタンパク質と脂肪を要求している。

米をたくさん食べる村は短命であり、食べない村は長寿であった。

明治時代、白米を食べる海軍、陸軍共に脚気率が20-40%もあったが、海軍が白米を止めてから死亡者がゼロになった。
1881年、監獄の食事が白米から麦飯に変わった結果、脚気患者が絶滅した。

砂糖の消費量が多いほど、脳の働きが悪くなる。砂糖はマイルドドラッグ、依存性がある。

砂糖の過剰摂取は攻撃的な行動や、不安、イライラ、焦り、集中力の欠如を起こし、血糖値の乱高下が心身の不安定につながる。ガンの栄養にもなる。

2015年、日本の医療費は40兆円。薬剤費は10兆円。透析は2兆円。

ケトジェニック食生活
1. カロリー計算は無意味
2.糖質を摂らない
3.タンパク質を1日60g摂る
4.野菜で食物繊維とミネラル(マグネシウム、亜鉛)を摂る
5.ココナッツオイルを1日大さじ1-2杯摂る


糖質だけが血糖値を上げる。
カロリーと血糖値は無関係。
食品成分表には糖質項目がない。
食品交換表は何も交換せず、炭水化物を50-60%という固定した割合で摂取せざるをえなくしている。
やせたければ脂肪を取る事。
絨毛、胎盤には高濃度のケトン体がある。
胎児はケトン体で生きている。
妊娠中のコレステロール高値と中性脂肪高値は胎児の為。
新生児もケトン体で生きている。
糖質制限であらゆる糖尿病は管理できる。
ケトン体に毒性はない。
ガン細胞にはブドウ糖が不可欠だがケトン体は利用できない。

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2016年04月20日

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減らすべきは「白米」と「清涼飲料水」。現代では一般的になっている糖質制限に関して語られている。しかし本書で蔑まれている某学会の主張と同様に、本書の信憑性もよくわからない。事例も妊婦のみ。固定概念だけは持たないように気を付けようと思った。

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2021年06月20日

Posted by ブクログ

糖質しか血糖値を上げない。
ケトン体把握じゃない。栄養を補うためには糖分以外の別の回路であり、効率が良い。?当時のメモが変。?だな。
妊娠糖尿病の記述が多い。赤ちゃんはケトン体で栄養をとっている。

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2020年12月07日

Posted by ブクログ

これまでの医学の常識が非常識に変わる内容。糖尿病の人は、特に妊娠糖尿病の人は、お母さんと赤ちゃんの命に関わる重大な内容。栄養学の常識も変わる。日本人の身体は、米で出来ていると思っていたし、脳の活性を上げるには糖分が必要と思っていたが、違っていたようだ。

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2020年06月16日

Posted by ブクログ

信じるものは救われる・・医学の進歩って試行錯誤の繰り返しで、その時代にマッチした学説が様々な背景をもって出現する。何を信じるかは、あなた次第。こういえば、身もふたもないが、50 年前の食生活と今とでは違うし、その人の体質などでも考え方は変わってくる。
様々な情報にあふれているがゆえに我々が悩むように、専門であるはずの医者たちでさえも喧々諤々な状態のようですので安心してください。
そこで、最初の言葉、(何を)信じるかによってあなたは救われる(はず)。
まず、本書のケトン体って何?、これは体内の脂肪分解によって生じる物質のことで人間(特に赤ちゃん)のエネルギー源。従来から、人間のエネルギー源はぶどう糖とされているものの、糖質の過剰摂取からくる糖尿病や肥満と言った現代病を誘発してしまいます。筆者は産婦人科医で妊婦の妊婦糖尿病と長年格闘して発見したのが、ケトン体代謝の優秀さです。簡単に言えば、食事の糖質制限を行うということですが、具体的にはMEC(肉、卵、チーズ)をメインとし、一口30回噛むということ。メインのごはん、パン、麺類、イモ類、果物などを極力控える。(あくまでも、カロリー制限ではなく糖質制限です)例えば白米ごはん1杯(150g)は252kcalで糖質55.3gで食後の血糖値が166mg上昇するのに対して、サーロインステーキ(200g)は1000kcalで糖質は1g以下、血糖値の上昇は3mgというデータは注目すべきです。
武漢ウィルス席巻で外食しづらい状況ですので、この時期に食生活を全面的に見直すのもありだと思います。免疫力が罹患後の生死を分ける可能性も高いようなので、逆に今だからこそ気軽に(手始めに3食のうち2食だけでも)チャレンジできる環境なのかもしれません。信じるものはきっと救われる。

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2020年04月18日

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 「食事はバランスよく食べましょう」と言われるけど、では、正しいバランスはどこにあるのか?現在、一般的に良いと言われているバランス(炭水化物:タンパク質:脂質=60:20:20)には、実は根拠がない。狩猟・採集が中心だった人類の歴史を鑑みると、現在は炭水化物の取りすぎで、それが糖尿病やうつ病などにつながっている、という考え方が示されている。
 産婦人科医として妊娠期糖尿病患者に関わり、ケトン体の測定データに基づく理論展開は説得力がある。主要な論点は前半にまとまっているため、後半の妊婦の体験談などは流し読みで良いと思う。

▪️ポイント
 ・血糖値とカロリーは無関係
 ・炭水化物60%には根拠がなく、取りすぎと思われる
 ・コレステロールが体に悪いという説は厚生労働省によって公式に否定された
 ・「日本人は農耕民族」という認識は誤り。ヒトは狩猟・採集を中心とした肉食寄りの生活をしていた期間が長い。
 ・精製された炭水化物を摂取した時に生じる高血糖、「ブドウ糖ミニスパイク」が生活習慣病のもとになる。

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2016年04月28日

Posted by ブクログ

糖尿病の妊婦は、糖代謝から脂肪代謝に変化させることで、体の状態は劇的に改善される。生物進化的には、脂肪代謝の方が古く、胎児や新生児は糖より脂肪を代謝している。制限すべきはカロリーではなく糖である。

糖尿病に対しては、薬より糖質制限がよいことがわかりましたが、「正常」な人に対しては、どのような栄養が望ましいのでしょうか。肉だけ、なんて、高いし体に悪そうだし。

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2016年05月07日

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