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大河ドラマの予習で
歴史小説と言えば花形である、戦国時代の武将の作品は色々読みましたが、源平や鎌倉時代は実はこれまで、あまり興味が無かった時代。
今回、大河ドラマの影響で読んでみることにしましたが、武士社会のさきがけの葛藤、苦悩、それらに恐怖と切なさを改めて感じました。
血縁者が血縁者を葬り去ることが普通に行われるなぞ、考えただけでも恐ろしい。
組織の秩序を守る為にと、血縁者に限らず、信じていた者に裏切られるということが起こりえる…、という時代だったわけですね。
北条家の政子、その兄、弟である今回の大河の主人公が、仲良くやっていたのかな、という点は、安心して読めました…。
政子は、武士社会の地位確立のためとはいえ、間接的に子供たちを次々と早くに失くしていて…、これは本当に、辛かったのではないかと思います。