あらすじ
世界でも類のない生き方を実践している女性が提唱する、
少食のすすめと人生の楽しみ方。
20代前半に難病の脊髄小脳変性症を発病して以来、さまざまな食事療法を試みてきた著者が到達した究極の食べ方とは?
鍼灸師としてのべ5万人以上の難病患者を治療してきただけでなく、上場企業の「健康顧問」としても活躍しながら、
人生において大切なことを伝え続ける森美智代さんのメッセージをまとめた渾身の一冊。
あなたの「食生活の常識」がこの一冊から変わります!
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Posted by ブクログ
「食べない人たち」の著者の一人の本。あの本にも書いてあった、青汁の作り方ほか、甲田療法の話が説明されている。著者の腸内細菌が牛などと同じような構成になっているという話も載っていて、すごいなと思った。
ただ、甲田療法-玄米生菜食や運動など-が正直、こんなに面倒な方法なのか、ということにびっくりした。
難病治療とかに使われているとのことなので、面倒とか言ってられる場合ではない方々向けなのだと思うけれど。
ただ、ところどころ、紹介されている体操をしていると、人のオーラが見えるようになった等の話も出てきて、大変に興味をひかれた。
最後のあとがきに、山本印店についても献辞があって、こんなところにも!とびっくりした。
Posted by ブクログ
少食の効用はとてもよくわかったので、改めて実践する気持ちが湧きました。
しかし、人のオーラが見えるようになったなど、本当かと思うような記述もあり、全てを受け入れることはできないと思いました。
少食を続けて、自分も人のオーラが見えるようになったら星5にしたいと思います。
Posted by ブクログ
・1日青汁一杯。野菜5種。他には整腸剤、サプリメント、ビタミンCの錠剤、柿の葉茶など。
→思ったより色々食べてた。必要な栄養素を考え抜いて食べてるから、普通の人が青汁で過ごすのとは訳が違う。
・病気で治らない病気を食事療法で乗り切るため。
→この人にあった生活だったのかな。
・日本では[]今日は何食べる?という会話が日常でできる国。本来食事は日々の活動エネルギーを得るためのもの。しかし、今の日本では、体を動かさないのに無理に口に入れすぎ。
→確かに、体の動きと食事量はリンクしてないとおかしい。家族みんなが同じ量ってのはおかしいのかも。
☆日本の不食修行は仙道をえるもの。気功。気のエネルギーを感じ取るために、自然を沢山受けいれるからだになる。葉っぱ1枚食べるのも、葉の生命を丸ごといただく。そう考えると、生の方がより自然なエネルギーを損なうことなくいただける。
→生だと生命エネルギーをそのまま食べれるというのは面白い。
・最初のうちは、生菜食により、体の症状が悪化し、生野菜は体を冷やすのとおりどんどん体がひえた。でも、半年経つと、冷えの原因が排泄されて、次第に強いからだに。
→ここが難しい。ほんとに体調不良なのかもしれないし、継続してなかったらと免罪符のような条件だし。
☆もちろん少食であれば何でもいいわけではない。少食になればなるほど、質の良いものを食べる必要がある。基本は、玄米、青汁、柿の葉茶、水で過ごしてきた。
→食べ物は研究しないと危険だね。
・人類の長い歴史を考えると、まだ飽食は数十年程度。人間は、飢えには対応できるけど、飽食には対応出来ていない。
→面白い考え。
・温冷浴。血管の収縮を繰り返すと、血液のポンプ作用を活性化。ただし、高血圧や飲酒中などはダメ。誰でも当てはまるわけじゃない。
→南雲さんもいってたね。
・少食で飢餓遺伝子がオンになる。ケトン体。
・少食でガンが治るケースもある。大食では免疫力が落ちる。
→これは、ジョブズが菜食でガンになったことを考えると同意しがたい。
・コーヒーは南半球の飲み物で日本人には合わない。カラダを冷やすのでおすすめしない。アルコールも肝臓や腎臓を余計に働かせる。
→これを徹底すると、何も食事を楽しめなくなりそう。著者は食べる楽しみを失った代わりに、生きる楽しさを得たといってるけど、まさに食べ物の楽しみ失ってる。
・少食は早起きになる。エネルギの消化に費やす時間が減るから。早朝に網膜に朝日を感じると、幸せホルモンのセロトニンが分泌される。
→浴びたことない。試したら変わるのかな。癖になればいいけど。
少食の本、断食の本は過激目なのが多いけど、これは、優しい言葉で書かれてます。ただ、スピリチュアルな話、気やオーラや気功なども多いので、全面的に傾倒すると危険そう。著書にも体質にも寄るところがあるって書いてあるから、自分で自分が健康だと感じられるバランスを見つけるのがいいんでしょうね。