あらすじ
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
【本電子書籍は固定レイアウトのため7インチ以上の端末での利用を推奨しております。文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。ご購入前に、無料サンプルにてお手持ちの電子端末での表示状態をご確認の上、商品をお買い求めください】
従来、システム開発のプログラマは、顧客の業務要件を理解し、要件に応じた設計を行ない、プログラミング言語を使ってシステムを実装し、仕様通りの機能を持つかをテストすることが主なミッションでした。今日ではそれに加えて、構成管理ツールを使って、開発したシステムの実行環境のプロビジョニングなどを行なうケースも増え、ネットワーク設計やOSの導入、システム/データベースサーバなどのミドルウェアの設定やセキュリティといったインフラ構築の知識が求められています。
本書は、Linuxのコンテナ仮想化ツールであるDockerを使って、コードでインフラ環境を構築するための入門書です。開発環境や実行環境などインフラ構築「自動化」の経験がない開発者を対象に、おさえておきたいシステム基盤&インフラの基礎知識に加えて、Dockerによるインフラ構築と管理の方法をやさしく解説します。理解しにくいネットワークや仮想技術などのインフラの基礎概念を図解しながら、開発/実行環境を実際に構築することで、構成管理ツールを使ったインフラ構築の流れを解説していきます。
・おさえておきたいシステム/インフラの知識
・コンテナ仮想化技術とDocker
・Dockerのインストールと基本コマンド
・Dockerfileを使ったコードによるサーバ構築
・Dockerイメージの共有─Docker Registry
・複数コンテナの一元管理─Docker Compose
・マルチホスト環境でのDocker運用─Docker Machine、Docker Swarm
・クラウドでのDocker運用
※本電子書籍は同名出版物を底本として作成しました。記載内容は印刷出版当時のものです。
※印刷出版再現のため電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。
※印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。予めご了承ください。
※プレビューにてお手持ちの電子端末での表示状態をご確認の上、商品をお買い求めください。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
Dockerを使ってみたい人にいいかも。
仮想化の基本的なことから書いてあったり実際のコマンドが書いてあったり丁寧なので、取っ掛かるには良いと思います。
Posted by ブクログ
副題にインフラの基礎知識&コードによる環境構築の自動化とあるように、Dockerの話だけでなく、OSやオンプレ、Linuxといったインフラの基礎的な概念の紹介から入っており、初めてインフラの仕事に取り組む人でも読める内容となっている。
Dockerの説明はコマンドの説明レベルとなっており、実務でインフラを構築するレベルとしては正直物足りない印象。Dockerの操作ができるようになるレベルが本書で到達できるレベルに感じた。
インフラとは?仮想化とは?コンテナで管理するメリットとは?といったところが気になっているけど、よく掴めていない人への入門書としておすすめできる本。
Posted by ブクログ
CIサービスでDockerをよく使い、自分でimageを作れるようになったほうがよいなと思ったため購入。
自分はアプリケーションの技術バックグラウンドしかないので、本の始めの方のインフラ・サーバの基礎知識みたいなのは非常に役に立つと思った。
後半についてはDockerとDocker-XXの紹介とそれぞれどんなコマンドが有るかが8割くらい、実際に例を立ててそれに見合った実装をして見せてくれるのが2割くらい(ページ数では半々くらい)。もっといろいろな例を紹介してほしかった。
Posted by ブクログ
インフラ知識を含めてDockerを、学びたい人には最適な一冊。
インフラの情報を含めて学べるので。
逆にDockerだけ学びたいインフラに詳しいエンジニアには冗長に感じる可能性も。
Posted by ブクログ
Dockerの未経験者として、概念を理解するために読んだ。
3章までを丁寧に読み、4章のDockerfile と6章の永続データ周りを拾い読みした。
Dockerコンテナは、Webフロントサーバのように、負荷増減に応じて生成したり破棄したりという使い捨ての運用が適している。これが、1コンテナ1プロセスの構成にしたほうがいい理由の一つ。永続データをデータ専用コンテナやホスト環境に格納したほうが良いのも同様の理由であり、誤ってコンテナと共に破棄してしまわないようにするため。