【感想・ネタバレ】未来冒険チャンネル5 Vol.3のレビュー

柴田亜美

第3惑星グリーンを訪れ、四男である雷と出会った光たち。ところがグリーンの少年に仕える雷は、光を主とすることを頑なに拒否する。
そんな雷に考える時間を与える紅だったが、同じ頃、惑星ブラックの使者としてやってきた次男・刃と将軍の甥・音也が、グリーンの地に降り立っていた。
かくして“炎雷剛刃紅の衆”のうち、4人の兄弟がグリーンに揃う。
しかし、暗黒物質（ダークマター）を投与された刃が、紅に襲いかかり、その再会は思わぬ死闘を呼ぶことに…。
明らかになるエドガーの正体、オージンの悲しき秘密---。真実を知ったそのとき、雷が選んだ道とは！？
70ページの大量描き下ろしにより、惑星グリーン編が決着！ 光と闇丸がついに邂逅！！

[kazari108 · ★★★★☆]

描き下ろし！？

グリーン編は途中で雑誌都合で終わってしまったので、この描き下ろしで完結はうれしいです。

次巻でるかどうかはわかりませんが、少し期待してます。

＃ドキドキハラハラ

[ブクログ · ★★★☆☆]

ン十年の時を経てグリーン編だけでも終了させたこと、とにかくお疲れ様です。
こればかりは作者だけではなく雑誌の都合もあるので、作者が飽きたからやめたとは言い難いので。

柴田亜美は大ごまをダイナミックに使う構図がうまく、多少デッサン崩れても迫力でそれを補っていると思います。
最後の生命の樹の崩壊シーンなどグロテスクでよかった。
ストーリーはやっと役者がそろったというところですが主役であるはずの光のキャラが弱い。
紅たち兄弟や、パプワくんでおなじみの高松やジャン、さらに回想の中のサービスに喰われてます。
カミヨミでは同じようないい子ちゃんキャラである天馬がアクの強い二人に負けず主役として立っていただけに残念。
4巻が出るのかどうか五里霧中ですが、伏線はりっぱなしだし、どんな形でもいいので出してほしい。