【感想・ネタバレ】You might say yes．―君はイエスと言うだろうのレビュー

七地寧

FBIと公認会計士、二つの顔を持つ淳は囮捜査で潜入した会計事務所で、シチリアンマフィアの若きボス、ジュニアと出会う。あからさまな興味を示す傲慢なジュニアに反発する淳だったが、その反骨心がジュニアの逆鱗に触れ、襲われたうえ、軟禁されてしまう。やがてジュニアの度を越した執着の中に彼の孤独をかいま見、少しずつ歩み寄る淳だったが……。過去の因縁が引き合わせた二人は結びつくのか――。

[ブクログ · ★★★★★]

七地作品はどれも大好きです。でもあんまり周囲の方に賛同が得られません。なんでだろう・・・・。確かに好みの問題は大きいのですが・・・。
主人公の二人の絆がとっても好きです。アンダーグラウンドの世界ですが、自然体で行動していくうちにその世界の中心に押し出されていく宿命をもった二人のこれからに注目してます。

[ブクログ · ★★★★★]

知人に勧められて七地さんの作品を読んできましたが、どうも相性が悪いように感じていました。この作品は初めて心から面白かったと・・・あれっちょっと辛口批評になっちゃいました？(苦笑)。

[ブクログ · ★★★☆☆]

はまりました、この二人。
この手のジャンルでは珍しく、お互いに辛口で現実的で強く賢く自己中な大人の男。周囲から浮いている状況にまったく怯まない傲慢さと、勝つ道を確実に選ぶツワモノぶりがとっても好きです。