【感想・ネタバレ】春庭―ハルニワ―のレビュー

増田里穂

高校3年の2月。卒業まであと僅か──。特にやりたいこともなくってぼんやりとした毎日です。ひょんなことから一緒に帰るようになった理系男子。彼と2人のときに友達カップルのチュー現場を見てしまい…。思春期の瑞々しさを切り取った恋愛短編集。 【同時収録】白と万華鏡／花アカネ、光る。／真昼のシンデレラ

[s · ★★★★☆]

中古

Stand by me love letter より、内容も絵もこちらが好き。
思春期の心の機微を、とても丁寧に描いています。
高校時代を、懐かしく思い出しました。

＃切ない

[ブクログ · ★★★☆☆]

思春期の恋愛短編集。『花アカネ、光る。』が好きでした。自分は表題のような卒業前の焦りとか不安ってあまり記憶にないので、憧れの年齢というか大人だと思っていた年齢になって「幼いな」と感じる感覚の方が共感できた。でも、見吉先生の「いつまでも甘えてるんじゃないよ」という言葉はとても印象的だった。