あらすじ
終戦70年の節目の年。元・航空幕僚長の田母神俊雄が、
日本人の大多数が知らない「大東亜戦争」の真実を初めて語る。
「魂まで失わないために日本は勝つ気で戦った!」
■大東亜戦争の知られざる真実 20
■世界の偉人はあの戦争をどう評価したのか?
■教科書に載っていない5人の軍人
■「もしも……」の大東亜戦争論 など
元・航空幕僚長の田母神俊雄が、
日本人の大多数が知らない「大東亜戦争」の真実を語る。
【プロフィール】
田母神俊雄 (たもがみ としお)
1948年、福島県郡山市生まれ。67年、防衛大学校入学(第15期)、
電気工学専攻。
卒業後の71年、航空自衛隊入隊。地対空ミサイルの運用幹部として約10年の部隊勤務を経験。
その後、統合幕僚学校長、航空総隊司令官などを経て2007年、第29代航空幕僚長に就任。
08年10月、民間の懸賞論文へ応募した「日本は侵略国家であったのか」(いわゆる「田母神論文」) が政府見解と対立するとされ職を解かれる。
同年11月、参議院防衛委員会に参考人招致されたが、論文内容を否定するつもりはないことを改めて強調した。
14年、東京都知事選挙に出馬し、610865票を得た。
著書に、『自らの身は顧みず』(WAC)、
『ほんとうは強い日本』(PHP新書)、『安倍晋三論』(ワニブックス)、
『田母神戦争大学』(産経新聞出版)など多数。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
何も考えずに「日本が悪い国だった」とする自虐史観に抑えこまえ、韓国中国ロシアアメリカといった周辺国に対してなめられっぱなし、と思う今日この頃。
日露戦争で、歴史上初めて有色人種の国が白人の国と戦争して勝った戦いを始め、アジアの欧米列強からの解放を掲げた大東亜戦争は、白人の植民地主義に終止符を打ったとして、アジアを中心に評価する声が多数ある。
戦争で反省すべきことは反省するし、貢献したところは素直に感謝を受けるべきだし、大東亜戦争の本当の意味や意義については、冷静に事実に基づいて整理していく必要がある。
事実とは何だったのか、に思いを馳せ、学ぼうとする気になることこそ、本書の最大の売りだろう。
中国との南京大虐殺に関する問題や韓国との従軍慰安婦問題などは、国として正々堂々資料に基づいた真実の歴史を紡いでいくべき。そして、それを堂々と国の方針はこうだと、わかりやすく国民に説明するべきである。
歴史は事実の積み重ねが全てで、戦争の勝者が作ったり、嘘も百回言えばほんとになる精神で嘘を言い続ける者が作るものではない。
情報操作によって富の分捕りを行おうとする世界の情報戦争は今後も続く。情報戦争に勝たない限り、日本はどんどん落ちぶれてしまうのだと痛感した。
歴史本なので最後にエビデンス・リファレンス一覧があるとより嬉しかったなぁ。
Posted by ブクログ
日本人に大事な歴史を知ることができる。ただ、教科書と異なる部分はもう少し証拠が欲しいとは思ったのがあった。
田母神氏は、安倍首相をやたら持ち上げてたが、安全保障だけの評価とワイは受け止めた。経済など他はガタガタなので。