あらすじ
航空ファン熱狂! 圧倒的リアリティと感動のストーリーで話題の「グライダー青春譚」堂々第一部完結! 大会を前に海外留学してしまう倉持、そして部に残り全国制覇を目指すつるたま達。果たして青凪大学航空部の結果は…!?
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空が見たい!できれば飛びたい!
青い空が見えてくる、まさに「青春」な作品です。
大人の事情があったのか、惜しむらくは最後がかなりはしょっていること。先輩たちのこと、家族姉妹のこと、消化不良です。
第二部で是非!とは思いますが、これはこれで爽やかな若葉のような読後感でした。
難しい素材を漫画化した点は評価
一億人以上の人口を持つこの国で滑空機のパイロットライセンスを持ち現役でフライトを楽しんでいる人は多く見ても数千。
ほとんどの人は高度計やバリオの音など聞いたこともない。新人がサーマルを求めて急旋回する行為は容易にフラットスピンに陥るリスクの高い行為なんだけど漫画ではわからないだろうなと思いながら読んだ。
マイナースポーツに光を当ててくれたことには感謝するが、唐突な終わり方はやはり人気が出なかったのだろうなと想像できる。
上昇帯を探る翼の感覚などの表現とかバリオとか、競技タスクを書いていたので入門的な漫画としては良いですね。
Posted by ブクログ
【あらすじ】
大会を前に海外留学してしまう倉持、そして部に残り全国制覇を目指すつるたま達。果たして青凪大学航空部の結果は…!?
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「グライダー競技」という、あまり馴染みがない世界を舞台にした物語。恥ずかしながら、読み始める前までは鳥人間コンテストとの話だと思っていました…。
大学はもちろん学問も大事ですが、私はこの物語のように、何かのきっかけで一生モノの趣味や友人ができることも同じぐらい大事だと思っています。私の知っている世界がいかに小さいかを思い知らされる経験をすることで、新たな世界への冒険の楽しさを知る。そのような経験は、体力と時間があるうちにやっておかないと二度と手に入りません。そういう意味では、「ああ、キラキラしてていいなぁ」と思える話でした。
それにしても、空知先輩とつるたまちゃんの関係はその後どうなったんですかね。そこが気になったまま終わってしまいました。