【感想・ネタバレ】あなたのあらゆる「困った!」がなくなる 「ADHD脳」と上手につき合う本(大和出版)のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

「ADHD脳」の特徴としてあげられるのは”ワーキングメモリー”が小さいということ。
今からしようとしていること、そのために必要なさまざまな情報や過去の経験やルールを載せる記憶のお盆が小さいということが特徴。

脳に本来そなわっているはずである外部の情報から必要なものだけを選びとる、一種のフィルターが未発達なのである。

そんなひとクセある脳の持ち主に、生活の”困った”を減らし、自分を責める”ネガティブな感情”から解放されるようなアドバイスが優しくなされた本。

軽度のADHDで、自ら処世術をあみだしている人は、この本に書いている内容ぐらいは既に実行しているのではないかとも思うが、なにしろADHDで自己肯定力が下がった者にとって著者の暖かい目にはなぐさめられる。
ADHDであることで日常生活に躓きがちな人へのアドバイスは役にたつ。

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2016年05月30日

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