あらすじ
500年間、困難の時代にリーダーに力を授けた古典。楽観視できない、不安と混乱に包まれた現代社会の様子は、マキアヴェッリが生きた時代も同じ。気鋭の戦略コンサルタントが読み解く、新しい『君主論』の教え。
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Posted by ブクログ
世界史でもマキァヴェリズムは目的のために手段を選ばないことと習ったように記憶してます。
ただ本書を読むとそれほど短絡的なものではなく徹底的に現実をベースにして
いかにリーダーとして振る舞うか
を書き著しているように思います。
失ってはいけないものを守るために学び考え行動する。
究極の自己啓発なのかも知れません。
ここにある
「続けられないことに最初から手を出すな」
という内容にハッとさせられます。
できない約束は最初からすべきではない。
見栄を張っても最後に自滅しては何にもなりません。
「力を愛しあなたの目標を現実化せよ」
権力やお金はそれ自体で悪いものではありません。
いかに使うかです。
「権力は良いもの便利で大切なもの」
自分の中に呼び込むためにも肯定的に考える必要があります。
「行動しないものより行動するものが女神に愛される」
状況はすぐに変わります。
変化を捉えて果断に実行する
それが大切です。
そしてみんなの小さな期待に応え続ける。
裏切らない。
これができたら上手くいきそうな気がします^_^