あらすじ
アネットは夜会で危ないところを助けてくれた侯爵令息、ユベールに交際を申し込まれるが、母に強く反対されて良い返事ができない。曖昧な状態のある日、彼女は何者かに掠われ、目隠しの上、凌辱されてしまう。わけもわからず与えられる快楽に流されていくうち、相手がユベールではないかと夢想し始めるアネット。 「自分で胸を弄って。きちんとできたら許してあげる」 だが、目隠しが外れて見えた顔は紛れもない愛しい彼で!?
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エロチックなストーリー
ドラマ展開は暗いです。ヒロインが最後まで子供すぎるきらいはあります。ただヒロインの両親、特に母が親じゃないから仕方ないかも。毒の塊に病んでいるけれど、ひたすらに無駄な足掻きで母親を求めてしまうヒロインは悲しすぎて読んでて辛い。
淫靡さや社会のダークさ、救いの弱さがかなりあり読後爽やかとはけして言えないですがエロチックなストーリーとして読むならありです。