【感想・ネタバレ】からくり東海道のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

力の抜けた時代小説って感じ。

主人公文吉は獅子童子で、質屋の手代を簡単に辞めて、のらりくらりと色々な職を起用にこなす。相棒みつも、キップが良いが、やはり楽天的。将軍の落としだねの市次郎もお家騒動から家老に命を狙われ、そうして最後は火事で皆死んでしまう。

埋蔵金を狙って、その金でベトナム(市太郎の母の祖国)へ行く船をこっそり作ろうとした、大きな大きな夢もみつつ、最後はあっけない。こんな終わり方あり?って思うけど、そういえば泡坂の長編の終わり方っていつもこんな気の抜けた感じだ。これはわざとなんだろうな。

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2012年02月06日

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