【感想・ネタバレ】いつまでも会社があると思うなよ!のレビュー

あらすじ

かつて、男性にとって会社は確かに「安全地帯」であった。しかし今は……。長時間労働の対価であった「終身雇用と年功序列」が崩れ、合併や倒産も珍しくなくなった今、会社だけを頼りにしていたら、男の人生どんづまりになるかも知れない。そんな時代だからこそ、仕事(ワーク)と共に、私生活(ライフ)と社会活動(ソーシャル)という「3本柱の生活」があなたの人生を強く、豊かなものにしてくれるのである。かつて「イクメン」だった著者は、今や「元祖イクボス」として、部下の私生活を応援し、自らもワークライフバランスを満喫しながら、3本柱の生活を実践している。そこでわかったことは、私生活や社会活動の充実と、仕事の能力や組織の業績に「シナジー効果がある」ということ。現に著者はイクボスとして職場の労働時間を激減させながらも、3年間で8割の増益を達成した。本書はその実践過程で得られた効率的な時間術や部下育成法も紹介する。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

•本のタイトルほど挑発的な内容ではなく、社会人としてワークだけでなく、ライフ(家事育児)、ソーシャル(自治体、地域社会のつながり)を含めた3本柱にコミットすべきという本
•3本柱を充実させることで、個々の活動が互いに良い影響を与え、人として成長できるし、仕事以外に生きがいを持つことで長期スパンで暮らしの満足度が高まる
•共働き世帯が増える一方で、上の世代の理解が不足し、マネジメントの仕方で配慮が足りないと感じることがある。自身のこれからの振る舞いを考える上で非常に参考になった。

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2022年09月10日

Posted by ブクログ

本の内容には激しく同意。
ぼくも三本柱実践してます。
ただ、なんか書いている人がパワフルすぎて、自分にはちょっと暑すぎるかも。
もう少し、力の抜けた過ごし方があっていいと思う。

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2016年03月11日

Posted by ブクログ

MBAよりPTA、あるいはNPOこの一言に尽きる十も追いました。
頭で考え、既に実践されているのであればこの言葉は当てはまらないかもしれませんが、もし考えることはできるけれども、それを行動に移し切れていないということであればこの言葉はとても重要であると思います。
つまり、何が言いたいかというと、理論も重要だが、実践も大事であるということであり、実践することで得られるリターンは資格証よりも遥かに有益であるということです。
本書の中で参考になった点は、自身が納得いかない制度、体制であってもそこに対してやみくもに反発、反抗するだけでは何も生まないということである。
これは一つの真理であると思います。納得のいかないことに対しては、抵抗するより、それに対する改善策を提示し、議論を進めていくほうがはるかに建設的ということです。(書いてて思いましたがだいぶ当り前ですね。でもそれが往々にしてできないことがあったので、実践がやはり大事ということでしょうか。)
次いで、欠点を補うよりも強みを伸ばして欠点をカバーしろ。これはもっともだと思います。自分の強みを伸ばし、財産として、とがらせていけば欠点は補えると思います。
効率化と生産性について、この二つの違いをはっきりと説明できるかというと少し怪しかった自分がいました。
効率化は、既にあるものの無駄を省き、効率を高めること。生産性とは、行った仕事量に対してどれほどの成果が生み出されたか。ということ。言い換えると少ない行動量で大きな成果が得られればそれは生産性が高いと言えます。

部下ができたら、傾聴し、部下の事を理解する。
傾聴とは、ただ聞くだけではない、その人のことを理解する。という気持ちで、真摯に耳を傾けること。そうすれば自然と部下のことを尊敬する気持ちが生まれ、理解しようとする姿勢になる。

次いで、バットを振ったことがない人に三振しない方法を教えても、躓いたことがない人に躓かない方法を教えても無駄なように、すべて実行し、行動することが重要。

50代、60代を迎え、やることが無くなり、「空の巣症候群」なる言葉があるとのこと。これは私は知らない言葉だったが、これに対する対抗策として、今やるべきことと先送り(良い意味で)できることを見極め、先送りしたことはできるようになったらやる=わくわくするものを先にとって置く。という考え方だ。
これを自身に応用するとサッカー、フットサルは50代から、映画やお酒もそのくらいから。ということになろうか。何をしようか迷ったら、それは本当に今やらなければならないのかを考えることが大事。

本書ではライフ・ワーク・ソーシャルの3本柱を実現するための方法、メリット、厳しさが一貫して書かれている。いくつかは思い当たる節があっても実行できていないということが多いように感じた。

”特別”なことは必要ない。
考え、実践する。何をすればいいのかわからないという人は本書のとおりに、ある程度わかる。という方は本書をお手本に進めてみればいい。と、偉そうに思った次第です。

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2015年11月14日

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